【うつをラクにする本1】「うつの世界にさよならする100冊の本」に出会えた奇跡
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【うつに効く本を1冊だけ選ぶなら絶対にこの本】
うつをラクにしてくれる本がほしい。
そう思いました。
うつ病の解説本は何冊も読みました。
けれど、この苦しみとつらさをわかってくれる本がなかなか見つからないのです。
うつをラクにしてくれる本が読みたい。
けれど、どんな本が効くのかわからない。
読書しながら、もやもやした気持ちを抱えていました。
そんなときにやっと出会うことができた本が「うつの世界にさよならする100冊の本」でした。
もし私が「うつに効く本を1冊だけ選んでください」と言われたら、迷わずこの本を選びます。
うつの世界にさよならする100冊の本 本を読んでココロをちょっとラクにしよう
著者の寺田真理子さんは通訳・翻訳家をされています。
ご自身のうつ病体験をもとに、うつをラクにしてくれた本100冊が紹介されている本です。
冒頭には寺田さんご自身のうつ病の体験が、柔らかな風景写真とともに語られています。
それはまるで「そのつらさ、わかるよ」と著者から声をかけられている感じがしました。
私のつらさをわかってくれる人がいる。
味方がいると思えました。
この本では、うつ回復への道のりを9章にわけています。
そして各章ごとに数冊ずつ、計100冊の本が紹介されています。
- いま、そこにいてもだいじょうぶ
- はじめの一歩
- 自分を知る~うつは、自分を知るための贈り物
- 想いと在り方を知る~想いが出来事を引き寄せていく
- ワクワクを取り戻す~自分らしく生き直そう
- スピリチュアルなものを活かす~運気を上げていこう
- 人のことに心を馳せる
- 言葉と友だちになろう
- ぶりかえしても、だいじょうぶ
(「うつの世界にさよならする100冊の本」もくじ引用)
もくじを見るだけで、こんな段階を経てこころが回復していくんだよ、ということがわかります。
著者はこのもくじで、出口がみえなかった私に「これから進む方向」を教えてくれてくれたのです。
「こういう道を歩んでいくと、うつは回復していくんだ」
「わたしのうつも、治るかもしれない」
それは、わたしにとって大きな心の支えとなる本だったのです。
【読んで休んでまた読んでの日々】
とはいうものの、紹介された本を順調に読み進められたわけではありません。
出版年が古く、手に入らない本もあったものの、1~3章目の本までは3か月くらいで読み進めることができました。
しかし3章から4章へうつるあたりで、突然どの紹介本を読もうとしても「文章がきつい」と感じるようになりました。
このまま無理に読み進めるとまずい。そう感じました。
そして1か月くらい、紹介本を読むのを休みました。
いま振り返ると、まだ4章の段階までうつが回復していなかったのに、読んで早く治さなきゃという焦りが出ていたのかなと思います。
【自分のペースで読んでいくのが大事】
本が読めないときは
「この本はもう少し休んでから読むといいよ」と
私自身が教えてくれているときだと思います。
そんなときは本をとじて、ゆっくり休みましょう。
マイペースで大丈夫。
また本が読める日は、ちゃんときてくれます。
【今回紹介した本はこちら】
うつの世界にさよならする100冊の本 本を読んでココロをちょっとラクにしよう