148センチの日常

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【うつ症状と私3】料理が作れない、買う物が選べない!困惑の日々

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 【料理が作れないってどういうこと?】

なぜ、うつになると料理が作れないのか?

 

野菜を切れないとか、炒められないとか、そういう技術的なことではないのです。

 

みなさんはきっと料理を作るとき、最初に「カレーライス作ろうかな」と、メニューを思い浮かべると思います。

 

 

でも、うつの症状が強いときはメニューが浮かばないのです。

 

また料理本をみても、メニューが選べません。

 

 

【選べなくてパニックに】

この「浮かばない」「選べない」現象は買い物でもあらわれます。

 

メニューを決め、買う食材を書いてスーパーへ行っても、買うものが選べないのです。

 

例えば、じゃがいもを買うとしましょう。

 

じゃがいもコーナーには、大きさも形もバラバラなじゃがいもが並んでいます。

 

その中からどの大きさ、形のじゃがいもをいくつ選べばいいのかがわからない。

 

わからないから選べない。

 

だから買えない、となります。

 

わが家の食材買い出しは週末に行きます。

 

買い出しで、どの食材をどれくらい買うかを決めていたのは私でした。

 

でもスーパーに行っても、どの食材をどれくらい買えばいいのか、全く決められません。

 

私は、なにが起こっているのかわからずパニックです。

 

買い物中に泣いてしまったことも、一度や二度ではありません。

 

夕食のしたくも、難しくなっていきました。

 

夫の帰宅は毎日21時すぎ。

 

そのため料理を冷蔵庫からだし、温めてこどもたちに出すのは、私の役目です。

 

しかしそのときの私は、「今日はこの惣菜とこの野菜炒め、ごはんと味噌汁をだして」という指示を夫からもらわないと、夕食を出すことができませんでした。

 

昼食は食べないこともしばしばでした。

 

冷蔵庫に料理がつまっていても、何を食べていいか自分で選べなかったからです。

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【選ぶ時は脳の力を使っている】

普段から何気なくやっている料理、買い物。

 

でもうつになると、ものを「選ぶ」ことができません。

 

ものを選べないくらい、脳が疲れているのです。

 

身体だって、疲れたら動けませんよね。

 

脳も疲れたら動けなくなるんです。

 

だから、選べなくなる。

 

それは、選べない自分が悪いのではなく、選べないくらい脳が疲れているということ。

 

つまり「脳が休息をもとめているサイン」なのです。

 

身体だって、具合が悪かったら痛みがでたりしますよね。

 

選べないというのは、脳の痛みと言ってもいいと思います。

 

話せない脳は、「選べない」というこんな症状で不調を訴えてくるのです。

 

【まわりの人たちができること】

食材を買う

料理する

盛り付けて食べる

 

こうやってみると食べるまでに

いくつもの判断が必要なことが

わかります。

 

だから、身近にうつの方がいる人に、お願いがあります。

 

本人が料理や買い物のことを考えずにすむように、どうか助けていただきたいのです。

 

もしまわりにいる方も忙しく、買い物や料理を代わってあげられないときは、サービスに頼ってください。

 

今は便利な冷凍弁当もたくさんあります。

 

献立を考えずにすむキットもあります。

 

こんなときこそ、サービスに頼っていいんです。

 

どうか、よろしくお願いします。

 

食べたいときに、すぐおいしい。冷凍のおかずセット「食宅便」

 

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