148センチの日常

ちょっとラクに日々生きる!うつになったから思うこと、大好きな本や暮らしの出来事をつづるブログ

【ものの見方を変える】「そもそも」で問いかけ!変わる考え方

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【本からもらう「考え方を変えるヒント」】

うつには、なりやすい性格の傾向があります。

 

脳のエネルギーが欠乏した状態をうつ病と考えますと、

 

義務感が強く、仕事熱心、完璧主義、几帳面、凝り性、

常に他人への配慮を重視し関係を保とうとする性格の持ち主は、

 

エネルギーの放出も多いということになります。

 

(「1 うつ病とは:ご存知ですか?うつ病|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト」より引用)

 

うつを発症したとき、まず必要なのが

休養薬物療法

です。

 

それにプラスして、うつの再発予防のためには

「自分の思考・行動パターンを見直すこと」が、

大事になってきます。

 

うつが回復し休養から復帰したとしても、

思考・行動パターンが変わらないままだと

同じような状況に陥ったときに大きなストレスがかかり、

うつ病再発のリスクが高くなるからです。

 

性格そのものは変えられませんが、

思考のパターンは変えられます。

 

精神療法・カウンセリングを受け、

客観的なアドバイスを受けるもの1つの手ですが、

 

本からも「考え方を変えるヒント」

もらうことができます。

 

【「そもそも」で、ものの見方が変わる】

考え方を変えるヒントの1つは

 

「問いかけ方を変えること」

 

です。

 

今まで私は「なぜ、そうなるのか」で

物事を考えてきました。

 

「なぜそうなったのか、原因と理由を考えてみて」

 

看護師時代、私が後輩によく言っていた言葉です。

 

原因をつきつめて対策を考えるためには、

「なぜ」という問いかけも必要です。

 

しかし「なぜ」という問いかけは

すでに「起きている現象を肯定」しています。

 

似て非なるやり方として「なぜを5回繰り返せ」というやり方があるが、

これは既存の枠組みの中でしか物事を考えられない傾向があるので、

21世紀のポストグローバリゼーションの生き方を考えるナリワイ的考え方としては、

 

「なぜ」より「そもそも」を常に考えて

違和感を見つけていくのがよい。

 

「なぜ、車が売れないのか?」と考えるよりも

「そもそも、車をこんなに売る必要があるのか?」とか、

「どうやったら夢のマイホームが手に入るか」じゃなくて

「そもそも、住宅ローン字体がいらなくないか?」と考えて行く方が

おすすめである。

 

(「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方 [ 伊藤 洋志 ]」より引用)

 

 

「なぜ」→現象があることを肯定している

「そもそも」現象があった方がいいのか、なくてもいいのかから考える

 

問いかけ方を変えるだけ

こんなにも

「ものの見方考え方が変わる」

のです。

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【「そもそも」を実践!棚板をなくしたら、掃除がラクに】

わが家の和室には、作り付けの棚があります。

 

棚板が3枚あり、それぞれの段に飾りを置いていましたが、

暮らしの見直しにともなって

飾りをなくすことにしました。

 

置き飾りをなくしたあとも、

棚板はそのままにしていたのですが、

ただあるだけなのにホコリがたまり、

拭き掃除が必要でした。

 

「そもそも、棚板いるのかな?」

 

段の高さを変えたことはあったのに、

棚板そのももをなくすことは

考えたことがありませんでした。

 

「棚板はそこにある前提」で考えていたことに

気がつきました。

 

「棚板があるから、何か置かなきゃ」

 

そういう固定観念

飾りを置いていたのです。

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【ものの見方が変わると、考え方も変わる】

「なぜ」から「そもそも」に

問いかけが変わっただけなのに、

 

なんだか新しい道がみえたような

そんな気持ちになりました。

 

棚板のない飾り棚は、

見た目もとても新鮮です。

 

拭き掃除場所も減ったので

暮らしもちょっとラクになりました。

 

【今回紹介した本はこちら】

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方 [ 伊藤 洋志 ]