148センチの日常

ちょっとラクに日々生きる!うつになったから思うこと、大好きな本や暮らしの出来事をつづるブログ

【五感の力を感じる方法】朝でも昼でも夜でも、寝たままでもいい、さあ窓を開けよう。

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【にぶるのは曜日感覚だけではない】

こんにちは、

こゆきうさぎです。

 

子どもたちも休校、

夫もついに在宅ワークになり

 

すっかり曜日感覚が

よわってしまいました。

 

週1のゴミ回収も

忘れかけてしまい、

危ないところでした。

 

ところで感覚と言えば

五感ですが、

 

家に居ることが多くなると

曜日感覚だけでなはなく

五感もにぶってきます。

 

五感というのは

  • 覚(見る)
  • 覚(聞く)
  • 覚(味わう)
  • 覚(かぐ)
  • 覚(触れる)

の5つのことです。

 

「えっ?五感なんて

毎日使ってるじゃん」

 

「五感なんてにぶるもんなの?」

 

と思われるかもしれませんが、

使いすぎれば疲れ、

使わなければ錆びつくのは

五感もおなじです。

 

【使いすぎた五感は休ませ、使っていない五感はやさしく刺激する】

家のなかに居ることが増えると、

 

視覚(見る)や聴覚(聞く)、

味覚(味わう)を

よく使うようになります。

 

テレビを見たり

ゲームで遊んだり

スマホやパソコンをしたり、

お菓子やジュースを飲んだり…

 

それをすること自体が

問題なのではなく、

 

やりすぎてしまった結果

五感の一部だけを

使いすぎてしまうことが

問題なのです。

 

使わない感覚は

にぶりますし、

 

使いすぎた感覚は

消耗しきってしまいます。

 

だから

視覚と聴覚、味覚を

よく使ったあとは、

 

意識的に

視覚と聴覚、味覚をやすませつつ、

 

ほかの感覚、つまり

嗅覚(かぐ)、触覚(触れる)を

やさしく刺激することが

大事です。

 

【五感はなぜ大事なのか】

実は、うつからの回復には

五感のバランスを整えることが

とても大切です。

 

よく散歩がオススメされるのも

要は

五感を整える方法のひとつだからです。

 

↓詳しくはこちらの記事をどうぞ

148cmnonitijyo.hateblo.jp

 

神経伝達物質のバランスが崩れ

疲れきってしまった脳は、

 

過去や未来のことを

繰り返し思いおこして

不安になったり

イライラしたりしています。

 

そんな脳を

休ませてるためには

「今を、ただ感じること」

とても大事です。

 

つまり

五感を解放して

ぼーっとしている時間をもつこと

とても大切なのです。

 

うつ状態のときは

五感もとてもにぶっています。

 

散歩をしたり

土いじりをしたり

海を眺めたり、

 

つまりは自然と触れあうことで

少しずつ少しずつ

五感は戻ってきます。

 

感じる力が戻ってくると

「今を心地よく感じる」ことが

できるようになり、

 

「ただありのままの時間」を

過ごせるようになります。

 

過去や未来を考えることが

少なくなるため、

 

焦りや不安も

少しずつ減っていきます。

 

【朝でも昼でも夜でもいい。横になったままでもいい。窓を開けられたらもうそれで、自分をほめていい。】

「でもさ、散歩なんて

いきなりできないよ」

 

「家の中にいて

五感を戻す方法はないの?」

 

そうですよね。

 

出かける元気がまだあるうちは

散歩もすごくよいのですが、

 

出かける元気もないくらい

エネルギーが枯渇していると、

散歩に出かけるのは

逆効果になってしまいます。

 

そして

散歩にいけなかったという事が

ますます自分はダメな人間だ、

という風に

自分を追いつめてしまうのです。

 

だからまずオススメなのは、

散歩や外でなにかをすること

ではなく、

 

窓を開けてそのそばで

ぼーっとすることです。

 

「えっ、それだけ?!」

 

それだけです。

 

でも、

窓を開けてぼーっとする

その効果をあなどるなかれ。

 

カーテンを開けるだけで

外の光がさしこみます。

 

さらに窓を開けると、

外の空気と家のなかの空気がまざり

「香り」が変わります。

 

見た目は変わらなくても

場の空気が変わるのです。 

 

ほんの少し吹く風が

空気をうごかして

ほおに触るだけで

 

さわやかな感触が

気持ちよさを呼んでくれます。

 

窓を開けるなら

換気だけで終わるのは

もったいないです。

 

目を閉じて

人工的な映像や音から

すこし自分を

休ませてみましょう。

 

そんな自分を

なにもしていないと

責める必要は

まったくありません。

 

だってそれは

換気しながら

自分の五感も整えている時間であり、

 

むしろ

2つも事をしている時間です。

 

「それしたって、

カーテンと窓を開けるのは

朝じゃないとダメなんでしょ?」

 

「朝なんて起きれないよ…」

 

わかります。

 

わたしもとっても朝が弱く、

朝日をあびれなくて

落ちこんだことが

何回もありました。

 

でも、

「窓を開けて朝日を浴びる」ことが 

難しいならば

まずはできるところからで

いいのです。

 

まずは

昼でも夜でもいいのです。

 

自分が開けやすい時間

窓を開けてみてください。

 

朝だけでなく

昼には昼の、

夜には夜の空気があります。

 

好きな時間に

1日1回カーテンを開けて

窓から空気を取りこんでみる。

 

起き上がることがしんどいなら

寝たままだって

いいじゃないですか。

 

寝たまま窓を開けられた自分は

なんてすごいんでしょう。

 

だって、

窓を開けられたんです。

 

昨日まで開けられなかったであろう

窓を、

開けられたのですから。

 

さあ、

窓を開けましょう

 

今ならきっと、

できますよ。

 

ではまた。