148センチの日常

ちょっとラクに日々生きる!うつになったから思うこと、大好きな本や暮らしの出来事をつづるブログ

【看護ってなんだろう】看護がわからなくなったとき、原点に戻れる本

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【病院で働くとき、ぶち当たる壁】

うつで病院を休職してから、約1年経ちました。

 

病院を辞めてからは

看護師としての自分と向き合えずにいましたが、

 

 最近やっと看護の本も

少し読めるようになりました。

 

看護師として働く人が

必ずと言っていいほどぶち当たる壁

があります。

 

それは

 

「看護って何?」

 

という壁です。

 

学校ではもちろん「看護とは?」を習います。

 

保健師助産師看護師法」という法律でも

「看護師」についてはしっかり定義されています。

 

この法律において「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。

引用:・保健師助産師看護師法(◆昭和23年07月30日法律第203号)

 

病院という場所で働いていると、

どうしても「診療の補助」の割合が多くなります。

 

そのため手にとる本も

看護技術の本が多くなります。



日々進歩する医療の中で、

最新の看護技術を取り入れることは

もちろん大切です。

 

しかし看護技術の本ばかり読んでいると、

「看護とは何なのか」を見失うことがあります。

 

私もその一人でした。

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【看護って何?】

中堅看護師となり、

業務に追われて

ただ仕事をこなしていた私。

 

医療ミスをしないようにとおびえ、

手に取る看護雑誌は看護技術本ばかりでした。

 

子どものお迎えや家事もあるため、とにかく

 

「ミスせず」

「早く業務を終わらせる」

 

ことを最優先していました。

 

ただ機械のように毎日感情を押し込んで

平気なふりをして仕事をする。

 

そんな働き方が楽しいはずありません

 

異動・夜勤によるストレス、不眠も加わり、

結果的にうつを発症してしまいました。

 

↓詳しくはこちらの記事をどうぞ

148cmnonitijyo.hateblo.jp

 

ナイチンゲールの著書「看護覚え書」】

通っていた学校では、

ヘンダーソンの看護理論を重視

していました。

 

そのためナイチンゲールの著書「看護覚え書」は

詳しく習いませんでした。

 

 

いまの私に必要なのは看護技術の本ではなく、

「看護とは何か」

あらためて学ぶことだと思いました。

 

ただ最初から「看護覚え書」翻訳本を読むのは

ハードルが高そうです。

 

そこでまずは入門書を探して

読んでみることにしました。

 

【「看護であるもの」を自分の中にはっきりもつ大切さ】

 この本は「看護師としての自分がわからなくなった」時、

原点に戻れる本です。

 

「看護覚え書」第7版をもとに内容をかみ砕き

現代にも通用する理論

イラストをたくさん用いて

解説した本です。

 

ナイチンゲールの生い立ちや、

「看護覚え書」の書かれた背景も

知ることができます。

 

看護学生、看護師として働いている方はもちろん、

どなたでも読める本です。

 

この本を読むと

 

「換気」

「保温」

「陽光を適切に取り入れる」など

 

普段の生活で何気なくやっていることが、

実は「看護」の一部であることに気がつきます。

 

自覚していないだけで、

日常の中にも「看護」がたくさんあふれているのです。

 

病院にいてもそれは同じです。

 

朝、カーテンを開けて

おはようございますと声をかけること、

窓を開けて換気すること、

やっていますよね。

 

この本を読んだことで

「看護であるもの」と

「看護でないもの」が明確になりました。

 

私も実はちゃんと看護していたんだなと、

自分の実践してきたことの中に看護があったことを、

自分自身を認めることができました。

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【看護師の力はいつも、どこにいても高めていける】

 

私たちは、看護師の実力を経験年数の長さによって判断しがちですが、

実は“観察の積み重ね”が真の実力を培い(つちかい)ます。

 

(「ナイチンゲールの『看護覚え書』」より引用)

 

看護師歴何十年と聞くと

すごくベテランだという印象を

受けます。

 

しかし長く勤めても、

そこに「観察力」がなければ

実力はあがっていきません。

 

逆にいえば

どんな場所にいても、

「観察力」を磨くこと

看護師としての実力は高められるのです

 

 

看護師でいる自分につらさを感じたら、

ぜひ読んでみてくださいね。

 

【今回紹介した本はこちら】

ナイチンゲールの『看護覚え書』 イラスト・図解でよくわかる! [ 金井一薫 ]