148センチの日常

ちょっとラクに日々生きる!うつになったから思うこと、大好きな本や暮らしの出来事をつづるブログ

【うつをラクにするおすすめ本9】「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン著(1996)散歩はうつの回復を助けてくれる大事な方法

f:id:koyukiusagi:20190702112327j:plain

【散歩とうつ回復の関係性は?】

散歩はうつの回復に効果がある。

 

よく聞く言葉ですよね。

 

 前回の記事で紹介したこの本にも、こんな章があります。

148cmnonitijyo.hateblo.jp

[改訂新版]あなたのうつ 絶対克服できます! [ 後生川礼子 ]

散歩の効果

(中略)

今までの私は、仕事ばかりでゆっくりと周りを見渡すことを忘れていた

(中略)

今の私は、うつで無職で激太りの不健康で、その手には装飾品も何もないけれど、そのかわりにこんなにたくさんの自然があり、空気や太陽や水の大切さを教えてくれる。

 

親も家族もいて、友だちがいる、そして何よりも「今を生きている」この命がある

(「改訂新版 あなたのうつ絶対克服できます!」より引用)

 

著者は散歩によって生きていること、命があることの奇跡を体験的に感じとっています。

 

今回は自分の体験もふまえつつ、

  • 散歩がなぜうつの回復を助ける方法なのか?

について、1冊の本からもらったヒントをもとに、書いてみようと思います。

 

最後までおつきあいいただければ、幸いです。

f:id:koyukiusagi:20190518210921p:plain

【自然を感じる、自分の生命を感じる大切さ】

先日の週末、お昼は公園でお弁当を食べました。

 

朝食もほどほどに食べていて、そんなにお腹も減っていない私と子どもたち。

午後になるしお出かけもしたいな、でも外食は控えたい。

 

「あー、お昼ご飯作るのめんどくさいな~」とつぶやいた私。

f:id:koyukiusagi:20190524102813p:plain

そんな時夫から

おにぎりでいいんじゃない?食べながら出かけられるし」と提案が!

 

おにぎり、と聞いて遠足を思い出し、なんだか急にわくわくしてきました。

 

「じゃ、卵焼きも作ってもってく?」

「どうせフライパン使うなら、ウインナーとピーマンも焼くか」

 

出来上がったおかずをタッパーに詰め、おにぎりとレジャーシートを持って、

公園で「お弁当ランチ」をしました。

f:id:koyukiusagi:20190604101225p:plain

 外で食べるお弁当のおいしさは格別です。

 

苦手なピーマンもあっという間にたいらげる娘。

息子もパクパク卵焼きを食べます。

 

たちまちお弁当はカラになりました。

f:id:koyukiusagi:20190604121514p:plain

「お母さん、あっちで遊んできていい?」

「いいよー」

 

こどもたち二人は遊具遊びに夢中です。

 

眠くなってきた私はシートに横になりました。

の、香ばしいにおいがします。

がさわさわと吹き、耳や肌をなでて通り過ぎます。

 

寝ころんだまま上を見上げると、新緑の空が見えました。

f:id:koyukiusagi:20190604100726j:plain

 

新緑を眺めながら、「センス・オブ・ワンダー」の文章を思い出しました。

センス・オブ・ワンダー [ レイチェル・ルイス・カーソン ]

 

 この本は「沈黙の春」で有名な海洋生物学者レイチェル・カーソンが書いた、最後の作品です。

センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感受性」

 

地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。

 

たとえ生活の中で苦しみや心配にごとにであったとしても、かならずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道見つけだすことができると信じます。

(「センス・オブ・ワンダー」より引用)

 

この感受性をこども時代から育み、持ち続けることで、人生に起こる様々な苦難を乗り越えていけると著者は唱えます。

 

これは「うつ」による苦悩を乗り越えていくときにも、言えることです。

f:id:koyukiusagi:20190509122614p:plain

自然の中に立ち、忘れていた自分自身の五感をとりもどすことで、

「自分は自分」

であることを、思い出すことができるからです。

 

母マリヤは、レイチェルに自然の美しさや神秘をじっと観察することを教え、あらゆる生きもの互いにかかわり合いながら暮らしていること、どんな小さな生命でも大切なことを感じとらせてくれたのだった。

(「センス・オブ・ワンダー」訳者あとがきより引用)

 

【自然から遠ざかるほど「生きる根っこ」を忘れていく】

人工的な世界に暮らしていると、

「あらゆる生きものが、互いに関わり合いながら暮らしていること」

「どんな小さな生命でも大切なこと」

を見失いがちです。

f:id:koyukiusagi:20190423155310p:plain

自分の五感は閉じられてしまい、感情も乏しくなり、日々を機械的に過ごすだけの生活・・・

そんな日々を繰り返していたら、いずれ「自分」が壊れてしまうのもうなずけます。

 

だから疲れたときこそ、自然の中にとびこみ、自分の感じる力を蘇らせることが必要なのです。

 

田舎の出身なので、こども時代の私は自然の中をかけずりまわっていました。

f:id:koyukiusagi:20190604121708j:plain

でも大人になればなるほど

「土で汚れたらあとがめんどくさい」

「草むらは虫がいてイヤだ」

「日焼けしたくない」

そんな思いが自然を遠ざけます。

 

都会にあこがれ、緑を忘れ、そのうち仕事や家事育児に追われ、家と職場の往復ばかりの日々になりました。

 

自分のことよりこどもや患者さんのことを優先しすぎ、

「自分」を大事にすることを忘れました。

f:id:koyukiusagi:20190509134513p:plain

自然からどんどん遠ざかることで、日々の生活の中で「自分」を思い出すきっかけすら、失いました

 

でもセンス・オブ・ワンダーを読んで、

「どんな小さな生命でも大切」

という、本当に生きる根っこにあるものを、思い出させてもらいました。

 

「どんな小さな生命でも大切」

ということは

「自分も大切」

ということです。

 

そのためには、自然の中に自分を置くことが、必要なのです。

f:id:koyukiusagi:20190513113719j:plain

【まずは家の窓を開けて、空気を感じよう】

うつの症状が強いときは、まず休むことが大切です。

その時期はまだ、自分の脳と体を休める時期だからです。

148cmnonitijyo.hateblo.jp

 

少しゆううつな気分が落ち着いたら、まず家の窓を開けましょう

 

窓辺にただ立って、その日の空気をそのまま感じてください。

それだけで、まずは十分です。

 

つらい症状を乗りこえつつある自分を、そのまま感じましょう。

「窓辺に立てた」と、声に出してつぶやいてみてください。

f:id:koyukiusagi:20190604121856p:plain

それだけで、まずは十分。

自分のペースでいいんです。

誰かと比べて、焦る必要は一切ありません。

 

少しずつ調子のいい日に、窓辺に立つ。

慣れてきたら玄関から一歩外に出てみる。

家族と近場を歩いてみる。

 

だんだんと、動けるようになってきます。

 

 【散歩は生きる根っこをとりもどす大事な方法】

私も一年前は引きこもりでした。

けれど今は、公園でお弁当を食べれるまでになりました。

 

私はもともとインドア派です。

歩くことがもともとそんなに得意ではありません。

f:id:koyukiusagi:20190515115411p:plain

でも公園にシートをしいて寝ころぶのは好きです。

公園でお弁当を食べるのも好きです。

 

散歩というと、ざくざく長距離歩かなきゃと思うかもしれませんが、

そんなことはありません。

 

私は「かなりゆるい散歩」派です。

 

ゴミ捨てでちょっと歩く、

近くのスーパーまでちょっと歩く、

そんなちょい歩きばかりですが、これも立派な散歩です。

f:id:koyukiusagi:20190528101704p:plain

はじめのハードルは低く、

慣れてきたら少し上げてみて、

ゆるく長く続けることが大事です。

 

 

散歩で自然の力を感じることは、

自分の五感をとりもどし、

生きる根っこを思い出すことと同じです。

 

自分に合った自然を感じる方法で、まずはその一歩を踏み出してみましょう。

f:id:koyukiusagi:20190604120820j:plain

 

2019リニューアル☆大人コーデに取り入れたいアイテム☆UVカット帽子 紫外線1...

【アロベビー UV&アウトドアミスト】