148センチの日常

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【うつ症状と私13】掃除機を使うことが申し訳ない?!「消費するばかりの自分」という思考を、ほうき掃除が救った話。

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こんにちは、

こゆきうさぎです。

 

今回は

2019年5月27日にアップした

ほうき掃除の記事

加筆修正し、

【うつ症状と私13】として

ご紹介します。

 

最後までおつきあいいただければ

幸いです。

 

それでは本編をどうぞ!

 

【掃除をした端から汚れる日々】

わたしは基本的に

子どもが家にいる日は

掃除をしません。

 

なぜなら掃除をしても

すぐにお菓子くず、

消しくずで汚れてしまい、

 

「せっかく掃除したのに・・・」と

イライラしてしまうからです。

 

そこで週末

リビングの掃除はしない

と決めています。

 

 

【掃除=掃除機をかける、という思いこみが、わたしを追いつめた】

以前は

掃除をする=掃除機をかける

と思っていました。

 

当時はフルタイムで

看護師をしていたので、

掃除機をかけるのも

週1がやっとでした。

 

疲れ果ててしまい、

1か月に1回しか

掃除機をかけなかったことも

ありました。

 

しかも、わたしはもともと

掃除機をかけることが

好きではありませんでした。

 

掃除機をかけると

いつも汗だくになり、

 

換気しながらかけているのに

空気もほこりっぽくなります。

 

もちろん掃除機にもいい所はあり、

引き戸のレールのゴミとりは

掃除機がラクです。

 

壊れてしまった食器も

掃除機ならササッと吸えます。

 

ちなみに

わが家で使っている掃除機は

こちらです。

 

本体がとても軽量

持ちながら掃除できることと、

 

ゴミ捨てゴミカップの手入れ

とっても簡単だったので

購入しました。

 

しかし、

こんなに使い勝手のよい

掃除機をもってしても、

 

わたしのなかにある

掃除をおっくうに感じる

驚きの理由を無くすことは

できなかったのです。

 

 

【うつとさよならするために掃除はおすすめ、ですが・・・】

うつとさよならするために

掃除はオススメです。

 

掃除をすると

「部屋がきれいになる」という

目に見える成果があります。

 

この

「自分の力で、できた!」

と実感することは、

 

うつの回復のために

とても大事です。

 

それは

「自分の力で、できた!」

=「自分で自分を肯定すること」

だからです。

 

失っていた自信を

少しずつ取りもどす、

 

つまり自己肯定感を得ること

同じだからです。

 

以前の記事でも紹介した、

「花びんの水をかえて、

水かえできた!」という

自信を得るのと同じですね。

 

↓詳しくはこちらの記事をどうぞ

148cmnonitijyo.hateblo.jp

 

【機掃除での掃除にひけ目を感じる!?その理由とは】

うつで仕事を休職し

家にいるようになったわたしは、

掃除を始めました。

 

しかし

もともと掃除がニガテな上、

定期的に掃除をする習慣がなかった

わたしには、

 

いくら掃除機が良いモノでも

毎日、掃除機をかけることは

しんどい作業でした。

 

掃除機を出すこと自体

おっくうに感じ、

 

いろんな音が雑音に聞こえてしまう

時期だったこともあり、

掃除機のモーター音

つらかったのです。

 

しかし、

最大のネックは実は

電気代に対する考え方でした。

 

「仕事もしていないわたしが、

1円も稼いでいないわたしが、

電気代を消費してまで

掃除していいのか

 

信じられないかもしれませんが、

こんな考え方が

ずっと頭の中から消えませんでした。

 

 

 

そのため、

せっかく始めた掃除機かけでしたが

やればやるほど

 

なんの力もないわたしが、

電気代を消費して

掃除をしている

 

という考え押しつぶされてしまい、

挫折感を味わい、

次第に掃除機そうじから

離れていってしまいました。

 

【電気代をかけずに掃除できる長柄ほうきが、わたしを救った】

ミニマリスト・やまぐちせいこさんの

ブログで、

「長柄ほうき購入」の記事を

読んだのは、その頃でした。

 

↓やまぐちせいこさんのブログ記事はこちら

掃除の新アイテム。棕櫚七玉長柄箒買いました。 - 少ない物ですっきり暮らす

 

ほうきなら・・・

モーター音もでないし、

手に取るのもラクだし、

 

なにより

電気代がかからないな・・・」

 

そう思いました。

 

そしてまずは

家にあった百均のミニほうきで

掃除をしてみました。

 

ミニほうきなので

テーブルの消しカスを

ちり取るくらいしか

できなかったのですが、

 

それでも

「電気代を使わずに掃除ができた」

ことが、わたしを救いました。

 

「ほうき掃除なら、

わたしでも掃除ができるかも

しれない」

 

そう思ったわたしは、

ホームセンターにあった

長柄のほうき

思いきって購入しました。

 

長柄ほうきを使うのは、

はじめてでした。

 

でも使ってみると、

電気代もかからない上、

ほうきではく音はとてもやさしく、

心地が良いのです。

 

掃除機を使っていた時の

あせりは

自然と無くなり、

 

自分のペースで掃除ができるように

なりました。

 

今考えると、

電気代のことはとても気にするのに

長柄ほうきの代金は出してしまう、

そこが不思議ですね。

 

そのときのわたしは

毎日電気代を使うよりも、

1回ほうきを買ってしまえば

あとは何もお金はかからない方が、

 

長い目でみたらおトクだ!と

考えたのだと思います。

 

【長柄ほうきがくれた自分時間】

長柄のほうきで

床をはいている間は、

無心で手を動かすことができます。

 

その間、

「電気代を消費し、

掃除なんかして!」

という、

自分を責め立てる

頭のなかの声は

響いてきません。

 

はいてゴミがなくなった床を

すぐその場で見られ、

 

自分が掃除をした成果が

すぐわかります。

 

それはわたしに

「掃除ができる」という自信も

取りもどしてくれました。

 

いつしか

ほうきで床をはく時間は

わたしのひとり時間

となりました。

 

それはとてもゆったりしていて、

心地いい時間です。

 

自然と心も

落ちついていきました。

 

【心地いいことは続けられる】

こうして、長柄ほうき掃除

わたしの新しい習慣になりました。

 

掃除は掃除機を使うもの、

という固定観念を手放したことで

 

イヤイヤ掃除をする自分とも

さよならできました。

 

ほうき掃除という

「今の自分に合った方法」を

取りいれたことで、

 

ニガテだった掃除時間は

心地のよい

大切な自分時間に変わりました。

 

自分がもやもやしていること、

しんどいなと感じていることは

自分が無理しているサインです。

 

しんどいことはそもそも

続けられないし、

 

無理して続けても

しあわせは訪れません。

 

それよりも、

しんどい方法は一度すっと手放して、

心地よく続けられる方法を

見つけませんか。

 

心地いことは、続けられます。

 

自分にとっての心地よい方法で、

掃除をしてみませんか。

 

 

ではまた。

 

 

 

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