148センチの日常

ちょっとラクに日々生きる!うつになったから思うこと、大好きな本や暮らしの出来事をつづるブログ

【うつに怪我をかぶったら】共倒れしないために、まずは全力で“心の余裕”をつくる

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こんにちは、

こゆきうさぎです。

 

9月はじまってすぐ、

左膝をうっかり怪我しました。

 

 
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【左膝をうっかり怪我、そして受診】

看護師をしていた過去がありながら、

わたし自身は受診ギライです。

 

この妙なプライドが

うつになったときに

マイナスに作用してしまい、

 

前兆を流して

受診のタイミングを逃した

ニガイ過去もあります。

 

さて、では

今回の左膝については

どうなったのか?というと、

 

痛みだしてから

手持ちの湿布で様子みること4日。

 

「痛みがひかない…」

「伸ばすときにズキッ痛む…」

「左足に体重かけると痛い…」

 

と、

徐々に痛みが悪化したため

整形外科を受診しました。

 

【左膝、半月板(軟骨)損傷の疑い。】

結果、診断は

“左膝の半月板(軟骨)損傷の疑い”

だそうで…

 

半月板損傷とは(症状・原因・治療など)|ドクターズ・ファイル

 

要するに、

膝を曲げたり延ばしたりするときに

クッションの役目をしてくれる

やわらかい軟骨が

傷ついてしまったわけです。

 

“疑い”となっているのは

レントゲンには

半月板という軟骨は写らず、

 

痛みの場所や

痛みだしたきっかけなどを総合して

多分、半月板損傷だろう、

と診断されたためでした。

 

さてじゃあ

何をどうしたら良くなるの??

というと、

 

  • 日常生活はOK、風呂もOK
  • 重いものをもったり、運動はNG
  • 湿布を毎日貼る
  • 弾性包帯で膝を固定

 

ということをします。

 

【傷みは余裕をなくす。余裕のなさは伝わって怒りに変わる】

診断もついて、

やることもわかって

ハイ、よかったね!

 

…となればよいのですが、

湿布を貼って

包帯巻いたからといって

 

すぐに痛みがなくなるわけでは

ありません。

 

特に受診した日は

いちばん左膝の痛みがひどく、

数歩歩くのも

しんどいレベルでした。

 

今まで自由に動かせていた膝が

痛みの具合をみながら

そろそろと動かさなければいけない

のですから、

なにをするにもイライラの嵐です。

 

夫の冗談も受け流せず

ムキーッと叫んでしまい、

夫婦仲は険悪ムード…

 

【うつと怪我は共倒れの火種】

うつに怪我をかぶることは

結構リスキーな状況です。

 

特にうつの症状がひどいときは

常に自分のことを

「役に立たない人間」

「生きている価値がない人間」と

責め立てていますので、

 

怪我をして自分が暮らすために

人の手を借りなくてはならない、

となると

 

自分が人々のお荷物にしか

感じられなくなり、

 

自分を消す方向に

大きく梶をきってしまいます。

 

そんな本人を支えてくれる

まわりの人も、

うつに加えて怪我も、となると

支えるものの大きさが膨れ上がり、

 

余裕をなくし、

穏やかさは姿をひそめ、

まわりの人とともに

共倒れになってしまいます。

 

【距離を保って、ふて寝のススメ。】

今回、

うつ回復期のわたしが

左膝を怪我したことで、

できない家事がでてきてしまい

 

それは丸々、

夫の負担となりました。

 

 

今まで均衡をたもっていた

家事バランスが崩れ、

 

わたしもイライラ

夫もイライラしていました。

 

こんなときには

「余裕をもって」

「お互いを思いやって」

なんてアドバイス

なんの役にも立ちません。

 

むしろ火に油です。

 

 

こんなときはまず

相手から一定距離をとって

離れることが大事です。

 

ちがう部屋に居るだけでも

ずっと効果があります。

 

イライラの感情は

近くにいるから伝わってしまう

のです。

 

だから、

イライラ電波がこない距離まで

離れてしまえばいいのです。

 

そして思いっきり

ふて寝しましょう。

 

ふててようが、そうでなかろうが

眠ってしまえば、

それだけ心身が休まります。

 

余裕がちょこっと

できるのです。

 

 

【余裕は「作ろう」としないと作れない。そして余裕がなければ思いやりは生まれない】

「不自由さをしって、

健康のありがたみを感じたわ~」

 

「あなたが居てくれて、

本当に助かったわ~」

 

なんて言葉は、

余裕がなければ生まれません。

 

まずはお互いに

全力で“余裕”をつくる。

 

そのために

すこしだけ離れましょう。

 

ちょっとだけ、

ふて寝ましょう。

 

お互いを思いやる言葉は

余裕があってこそ

生まれるのですから。

 

ではまた。