148センチの日常

ちょっとラクに日々生きる!うつになったから思うこと、大好きな本や暮らしの出来事をつづるブログ

【うつと怒り】怒りの感情はうつ回復の兆候?!怒りのはき出し方を見直そう

スポンサーリンク

f:id:koyukiusagi:20190903105234j:plain

【うつになると感情が乏しくなる】

うつになると普段感じている

 

「喜」「怒」「哀」「楽」

 

の感情のうち

 

「哀」だけしか

感じられなくなります。

 

4つの感情のうち

1つしか残らないので

感情が乏しいように見えてしまうのです。

 

「つらい」「むなしい」「ゆううつ」「とにかく不安」

 

うつになると

どんよりした気分が続きます。

 

休みをとってやりたいことしなよ、

と言われても

そもそも「喜」「楽」が

感じられなくなっているので

 

したいことが何もない

やりたいこがわからない

 

状態なのです。

 

そしてやりたいことがわからない自分に焦りを感じて

不安がどんどん膨らんでいきます。

f:id:koyukiusagi:20190712115133j:plain

【怒りが収まらないのは「回復の兆候」!?】

 うつを発症して数か月たったころ、

イライラと怒りがコントロールできない時期がありました。

 

主治医からは

「それはうつの症状です」

と言われ、

 

自分自身がおかしくなったんじゃないんだと

ほっとしたことがあります。

 

↓詳しくはこちらの記事をどうぞ

148cmnonitijyo.hateblo.jp

でも今は

あのときの怒りの感情は

うつの症状ではなく

 

うつ回復の兆候だったのではないか

 

思うようになりました。

 

うつになると感情が乏しくなり

「哀」だけが残ります。

 

でも発作的にでも「怒り」が出てくるなら

 

「怒」の感情が戻ってきている

 

「怒」を感じられるようになっている

 

と言い換えることもできます。

 

つまり喜怒哀楽のうち

「怒」「哀」が感じられるようになった

ということです。

 

そもそも怒るには

精神的なエネルギーが必要です。

 

怒りが出現=怒れるだけのエネルギーがたまってきた

 

と考えればいいのです。

 

休んでいる効果かでているのです。

 

f:id:koyukiusagi:20190903105456j:plain

【怒り=困っているサイン】

最近読んだこちらの本には

さらに心強いキーワードが

載っていました。

 

「怒り」は

「困ってる」という

キケン信号

 

(「やっぱり、それでいい。 」より引用)

 

 

自分が怒ってしまった時は

「あ 私 

今 困ってるんだ」

って思う

 

そうすると余裕が出る

 

(「やっぱり、それでいい。 」より引用)

 

怒ってしまったとき

それを

 

「私困っているんだ」と言い換えれば

気持ちがラクになります。

 

 

そもそも私がうつになったベースには、

 

真面目で完璧な性格であるがゆえに、

自分を抑えて周りに合わせ、

怒りを抑えてきた

 

という性質があります。

 

抑えていた怒りは

私の中に溜まり続けていたのです。

 

それがうつになり、

いったん「怒り」を感じる力を失いました。

 

けれど

溜まった怒りが消えたわけではありません。

 

うつが回復していく中で

「怒り」を感じる力を取り戻した時

 

私の中の「怒り」は

一気に噴火爆発しました。

 

だから

コントロールできないほどの「強い怒り」だった

のです。

 

f:id:koyukiusagi:20190903103748j:plain

【自分が怒ったときの対処、怒っている人を見たときの対処】

怒りの感情は

吐き出した方がいいです。

 

 怒りを吐き出すときに大事なのが

人に当たらずに吐き出すこと

です。

 

人を殴らずに

ノートに書き殴りましょう。

 

人に当たらず

バッティングセンターでボールをかっとばしましょう。

 

人に怒鳴るのではなく

カラオケ屋で大声で叫びましょう。

 

歌わなくてもいいんです。

叫ぶだけでいいんです。

 

自分が一番ラクな方法

まわりに当たらない方法

ぜひ怒りを吐き出してください。

 

ちなみに私は

ノートに書き殴る派です。

 

また

怒っている人をみたとき

こんな考え方をするとラクになります。

 

怒っている人を見た時

 

「この人は困っているんだな」

 

と思うと

相手の怒りに引っ張られなくて済む

 

(「やっぱり、それでいい。 」より引用)

 

この考え方を知ってから

こどもが怒っているときに

よくこの考えを思い浮かべています。

 

そうすると

ちょっとだけ冷静になれるので、

 

こどもの怒りに

引きずられにくくなりました。

 

【今回紹介した本はこちら】

やっぱり、それでいい。 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法 [ 細川 貂々 ]