148センチの日常

ちょっとラクに日々生きる!うつになったから思うこと、大好きな本や暮らしの出来事をつづるブログ

【癒しにつながる話の聴き方】聴き方を変えて子どもと自分も笑顔になった話

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【疲れずに人の話を聴く方法、あります】

人の話を聞くのって疲れる・・・

 

そう思ったことはありませんか。

 

私はしょっちゅう思っていました。

 

 

看護学生時代に

「傾聴」

相手の話を受容的に聴く手法を

習いました。

 

しかしいつの間か

傾聴すると疲れてぐったりしている自分

気がつきました。

 

傾聴を実践しようとすればするほど

疲れていく自分。

 

いつの間にか

人と話すこと自体が

楽しくなくなっていきました。

 

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【聴き手の気持ちまで温かくなる聴き方を教えてくれる本】

そんな私のように

「人の話を聴くのが疲れるなあ」というあなたに

おすすめしたい本がこちらです。

 

 

 精神科医水島広子さんと

漫画家の細川貂々さんによる本です。

 

本を読むのを苦手な方でも大丈夫。

 

マンガが8割

 

という、とっても読みやすい本です。

 

「話を聴くときのルール」

  • 相手の現在だけを集中して聴く
  • 雑念雑音が出てきたら横に置く作業を繰り返す
  • 相手に評価を下さないで聴く
(「やっぱり、それでいい。 」より引用)

 

なんと、

話を聴くルールは

たったこれだけです。

 

 

「雑念雑音が出てきたら横に置く」と

文字で書いてもピンとこないかもしれませんが、

 

この本には

実際に細川貂々さんがワークショップに参加し

聴き方を実践したマンガが載っているので、

 

「雑念雑音が出てきたら横に置く」やり方を

より理解しやすくなっています。

 

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【我が家で実践!聴き方を変えたら、子どもが笑顔になった】

実はこの本を読むだけでは

 

「当にこの聴き方のルールで

人の話を疲れないで聴けるの?」

 

と半信半疑だった私。

 

細川貂々さんみたいに

ワークショップに参加しないと

やり方なんて身につかないんでしょ?」

 

なーんて、

ひねくれていました。

 

しかし

行動しなければ

何も始まりません。

 

そうだった、

自分にもそう言い聞かせていたじゃないか、

と思いなおし、

 

小5の息子との会話で聴き方を実践

してみました。

 

  • あいづちは「うん」「ほー」「それで?」「なるほど」のみ
  • 息子の話が切れるところであいづちを打つ(話にあいづちで「、」を打つようなイメージ)
  • 浮かんだ雑念は横に置く
  • 時々、息子の顔を見る

 

実践したのは

たったこれだけです。

 

すると

話を聴くにつれて

息子の顔が笑顔になっていくのです。

 

すると私もつられて

顔がにやけてきます。

 

話し終わると息子は

「すっきりした。話聴いてくれてありがとう」

と言ってきたのです!

 

これにはびっくりしました。

 

聴き方のルールを守りながら話を聴くと

  • 欲しい時にあいづちが来るから、話を聴いてくれている感じがする
  • 質問で話が遮られないから、気持ちよく話せた
  • アドバイスされないから、ダメだしされないので安心

 

だから話し手はとってもすっきりする

のですね。

 

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【聴き手の私も気持ちがラクになっていた】

実際、

息子の話を聴いている間

私の頭の中には

 

「それってダメじゃない?」

「もっとこうしたらいいんじゃない?」

 

などの雑念が浮かびました。

 

そのたびに思い浮かんだ雑念は

横に置くようにしました。

 

この雑念は

私の中では「アドバイス」ですが

息子にとっては「ダメ出し」です。

 

アドバイスをする=ダメ出しをしている

 

つまり

相手の考えを否定している

のです。

 

だから話し手も

「そうじゃない!」

と反発してくるし

 

聴き手も

「せっかく意見を言ってるのに!」

とイライラしてしまいます。

 

これでは

話し手も聴き手も

疲れるのは当たり前ですよね。

 

でもこの「聴き方のルール」は

話し手にも聴き手にも

心地よいルールなのです。

 

やっぱり、それでいい。 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法 [ 細川 貂々 ]

 

実際私も

息子の話を評価せずに聴くことで

話に集中できたし、

 

息子の反発も受けずにすんだので

とってもラクでした。

 

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【そもそも看護師は疲れる聴き方がクセになっている】

看護師をしていると

つい人の話を分析しながら聞いてしまう癖

つきます。

 

看護問題を考える上では

大事なことなのですが、

 

相手の話を分析しながら聴くのは

実は聴き手に負担がかかっている

聴き方です。

 

だから話が終わったとき

疲れてしまうのです。

 

 

それを仕事で毎日やっていたら・・・

 

疲れが蓄積して当然ですよね。

 

だったら、

プライベートだけでも

「疲れない話の聴き方」を

してみませんか。

 

最初はちょっと違和感がありますが、

慣れてくれば

 

話を聴いているのに

ラクだな~と感じている自分

気がつくはずです。

 

人の話を聴くのが苦手な方、

自分が癒される聴き方を知りたい方には

ぜひこちらの本を読んでみてくださいね。

 

【今回紹介した本はこちら】

やっぱり、それでいい。 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法 [ 細川 貂々 ]