【癒しにつながる話の聴き方】聴き方を変えて子どもと自分も笑顔になった話
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- 【疲れずに人の話を聴く方法、あります】
- 【聴き手の気持ちまで温かくなる聴き方を教えてくれる本】
- 【我が家で実践!聴き方を変えたら、子どもが笑顔になった】
- 【聴き手の私も気持ちがラクになっていた】
- 【そもそも看護師は疲れる聴き方がクセになっている】
- 【今回紹介した本はこちら】
【疲れずに人の話を聴く方法、あります】
人の話を聞くのって疲れる・・・
そう思ったことはありませんか。
私はしょっちゅう思っていました。
看護学生時代に
「傾聴」
相手の話を受容的に聴く手法を
習いました。
しかしいつの間か
傾聴すると疲れてぐったりしている自分に
気がつきました。
傾聴を実践しようとすればするほど
疲れていく自分。
いつの間にか
人と話すこと自体が
楽しくなくなっていきました。
【聴き手の気持ちまで温かくなる聴き方を教えてくれる本】
そんな私のように
「人の話を聴くのが疲れるなあ」というあなたに
おすすめしたい本がこちらです。
漫画家の細川貂々さんによる本です。
本を読むのを苦手な方でも大丈夫。
マンガが8割
という、とっても読みやすい本です。
「話を聴くときのルール」
(「やっぱり、それでいい。 」より引用)
- 相手の現在だけを集中して聴く
- 雑念雑音が出てきたら横に置く作業を繰り返す
- 相手に評価を下さないで聴く
なんと、
話を聴くルールは
たったこれだけです。
「雑念雑音が出てきたら横に置く」と
文字で書いてもピンとこないかもしれませんが、
この本には
実際に細川貂々さんがワークショップに参加し
聴き方を実践したマンガが載っているので、
「雑念雑音が出てきたら横に置く」やり方を
より理解しやすくなっています。
【我が家で実践!聴き方を変えたら、子どもが笑顔になった】
実はこの本を読むだけでは
「当にこの聴き方のルールで
人の話を疲れないで聴けるの?」
と半信半疑だった私。
「細川貂々さんみたいに
ワークショップに参加しないと
やり方なんて身につかないんでしょ?」
なーんて、
ひねくれていました。
しかし
行動しなければ
何も始まりません。
そうだった、
自分にもそう言い聞かせていたじゃないか、
と思いなおし、
小5の息子との会話で聴き方を実践
してみました。
- あいづちは「うん」「ほー」「それで?」「なるほど」のみ
- 息子の話が切れるところであいづちを打つ(話にあいづちで「、」を打つようなイメージ)
- 浮かんだ雑念は横に置く
- 時々、息子の顔を見る
実践したのは
たったこれだけです。
すると
話を聴くにつれて
息子の顔が笑顔になっていくのです。
すると私もつられて
顔がにやけてきます。
話し終わると息子は
「すっきりした。話聴いてくれてありがとう」
と言ってきたのです!
これにはびっくりしました。
聴き方のルールを守りながら話を聴くと
- 欲しい時にあいづちが来るから、話を聴いてくれている感じがする
- 質問で話が遮られないから、気持ちよく話せた
- アドバイスされないから、ダメだしされないので安心
だから話し手はとってもすっきりする
のですね。
【聴き手の私も気持ちがラクになっていた】
実際、
息子の話を聴いている間
私の頭の中には
「それってダメじゃない?」
「もっとこうしたらいいんじゃない?」
などの雑念が浮かびました。
そのたびに思い浮かんだ雑念は
横に置くようにしました。
この雑念は
私の中では「アドバイス」ですが
息子にとっては「ダメ出し」です。
アドバイスをする=ダメ出しをしている
つまり
相手の考えを否定している
のです。
だから話し手も
「そうじゃない!」
と反発してくるし
聴き手も
「せっかく意見を言ってるのに!」
とイライラしてしまいます。
これでは
話し手も聴き手も
疲れるのは当たり前ですよね。
でもこの「聴き方のルール」は
話し手にも聴き手にも
心地よいルールなのです。
やっぱり、それでいい。 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法 [ 細川 貂々 ]
実際私も
息子の話を評価せずに聴くことで
話に集中できたし、
息子の反発も受けずにすんだので
とってもラクでした。
【そもそも看護師は疲れる聴き方がクセになっている】
看護師をしていると
つい人の話を分析しながら聞いてしまう癖が
つきます。
看護問題を考える上では
大事なことなのですが、
相手の話を分析しながら聴くのは
実は聴き手に負担がかかっている
聴き方です。
だから話が終わったとき
疲れてしまうのです。
それを仕事で毎日やっていたら・・・
疲れが蓄積して当然ですよね。
だったら、
プライベートだけでも
「疲れない話の聴き方」を
してみませんか。
最初はちょっと違和感がありますが、
慣れてくれば
話を聴いているのに
ラクだな~と感じている自分に
気がつくはずです。
人の話を聴くのが苦手な方、
自分が癒される聴き方を知りたい方には
ぜひこちらの本を読んでみてくださいね。
【今回紹介した本はこちら】
やっぱり、それでいい。 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法 [ 細川 貂々 ]