148センチの日常

ちょっとラクに日々生きる!うつになったから思うこと、大好きな本や暮らしの出来事をつづるブログ

【しごとの優劣を決める人から離れる】自分にできる範囲のしごとをする。それは他者が羽ばたくことを支えることだから。

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【自分はまだ本気だしてないだけの罠】

 

自分の能力以上のものを

求められ続け、

 

それにこたえようと

「まだ自分はできるはず」

「できるのに、やってないだけ」

と信じこみ、

 

睡眠も

子どもとの時間も

楽しみも削って

病棟看護師をしていたころ。

 

それが普通だと

おもっていたけれど、

 

その頃のわたしの顔は

げっそりとやつれていて

 

はたからみたら

わたしの方が患者さんと

おもわれるくらいの人相だった。

 

見えないって

おそろしい。

 

思いこむって

おそろしい。


 

 

【外野の言うことは気にしない】

 

今は病棟を離れ、

時間もゆるく

日数もゆるく

クリニックで働いているけど

 

これくらいゆるく、

のんびりいかないと

わたしは自分を保てない。

 

「もっとできる力があるのに」とか

「病棟看護師、辞めるなんて」とか

外野はいろいろ言うけれども

 

もともとが

看護師に向いていないわたしが

 

あそこまで病棟看護師を

続けられていたことのほうが

むしろ信じられないくらいだから、

 

完璧なナイチンゲール

求められ、それにこたえるよりも、

 

ひとりの人間として

不完全なまま生きる方が

いいなとおもって

今の道を選んで歩き続けている。

 

【看護師向いてないわたしがこの場で働くことで、次の場所に向かえる看護師がいる】

 

看護師向いてない

看護師だけども、

 

わたしがクリニックで

看護師として働くことで

 

この持ち場を

わたしが埋めることで

 

看護師が心底好きなひと

ほかの看護の場で働ける

とおもうのだ。

 

誰かから見たら

わたしの働き方はゆるくて

甘えてるのかもしれないけれど、

 

わたしがここで働くことは

目の前の患者さんだけでなく、

遠くの看護師、

遠くのひとのことも

助けているはずなんだ。

 

【しごとに優劣はない、がピンとこなかったら「終末のフール」を読むといいかもしれない】

 

どんな仕事にも

優劣はない。

 

その人がその仕事をしてくれる

おかげで、

自分はこうして生きている。

 

 

農家さんが野菜作らなくなったら

食べ物はなくなる。

 

ゴミ回収の人が仕事を辞めたら、

どの家もゴミ屋敷になる。

 

ボールペンの工場の人が

たくさん辞めたら、

このボールペンで日記を書くことも

できない。

 

缶をひろって廃品回収に

まわしてくれる人がいるから、

道はきれいだし、

 

どんなにすごい動画を作っても

スマホを作る人

電波を管理する人、

 

その他のいろんな人がいなかったら

動画で食べていくことなんて

できないんだ。

 

 

でもお金という魔物

役職という魔物

そのことを忘れさせてしまう。

 

稼いでるから偉いとか

大企業だからすごいとか

勝ち組とか負け組とか

 

そういう無意味な優劣、

無意味な競争を作り出して

生きづらくする。

 

だから、

そういう考え方そのものを

やめたらいいんだな。

 

そういう生き方から

まず自分が降りればいいんだな。

 

 

 

えっ、どうやっても

降りられない?

 

なら「 終末のフール 」を

読んでみたらいいかもしれない。

 

 

 

自分がこうして生きて

何かしらをして生きていることで

まわりまわって助かっている人が

 

じかには見えないだけで

きっといるはずなんだ。

 

いるはずなんだ。

 

だからわたしは今日も明日も

クリニックで働いている。