【うつ回復のきっかけ】新たな世界への案内人「いわた書店」店主・岩田徹さんの生き方に感動
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- 【NHKプロフェッショナルで「いわた書店店主・岩田徹さん」を知る】
- 【北海道砂川市の「いわた書店」さんとは?】
- 【なぜ「いわた書店」さんにひかれたのか】
- 【「本を読もう」自然とわいた気持ち】
- 【「いわた書店」さんの通信販売】
【NHKプロフェッショナルで「いわた書店店主・岩田徹さん」を知る】
うつの症状が少しやわらいできた頃、
「テレビもラジオもだめなら、
本を読んでみようかな」
と、ふと思いました。
そんなときNHKの番組プロフェッショナルで、偶然【いわた書店】さんを知りました。
注:当時、NHKの編集してある落ち着いた内容の番組で「録画してあるもの」なら、体調が良い日には1本程度視聴できました。
【北海道砂川市の「いわた書店」さんとは?】
「いわた書店」さんは、北海道砂川市にあるまちの書店さんです。
流行の本は置かず、店主である岩田さん自らが選んだ「自分が読んでおもしろい本」を置かれているそうです。
また【一万円選書】でも有名な書店さんです。
【一万円選書】とは
読書難民のあなたの為に社長の岩田がお薦めの本を(だいたい)一万円分選んでお届けするというサービスです(いわた書店さんHPより)
現在は年1回募集を行い、その中から毎月当選された方へ選書がされています。
【なぜ「いわた書店」さんにひかれたのか】
うつ発症前から、私は日々の忙しさで楽しむ読書から遠ざかっていました。
読む本といえば、仕事にすぐ役立ちそうなハウツー本ばかり。
楽しく読書をしたのはいつだっただろう、と思い出せないくらいでした。
でもこの番組をみて、こどもの頃、町の図書室で本を読むのが好きだったこと思い出しました。
問屋が持ってきた本を売ってお金にかえる仕事だった。
自分じゃなくてもできる仕事・・・おもしろくなかった。
何のために書店をしているのか・・・
(岩田徹さん)
私がうつになった原因のひとつは、仕事のこともありました。
生活のため働いている気持ちが大きく、自分に向いていないと感じていました。
仕事が楽しいと感じることがほとんどなくなり、私の代わりはいくらでもいると思っていました。
なので、岩田さんの言葉にはとても共感
したのです。
“パスをつなぐ本屋になろう”
・・・仕事が楽しくなった
(岩田徹さん)
岩田さんは、一万円で選書してくれと知人から頼まれたことがきっかけで、【一万円選書】をはじめられます。
まちの本屋の役割、どんな本屋や自分でありたいかが明確になったことで、仕事が楽しくなったそうです。
町の本屋の役割は「新たな世界への案内人」
本は人生の味方
(岩田徹さん)
番組「プロフェッショナル」を見終わったとき、私はほっとしていました。
「なんだ、私には“本”という味方がいるじゃないか」
自然と、そう思えたからです。
【「本を読もう」自然とわいた気持ち】
番組をみた直後、「一万円選書」についてすぐ検索しました。
しかし、もうその年の募集はおわっていました。
でも読みたい気持ちがとまらなくなった私は、岩田さんが「一万選書」で選んだ本を紹介しているブログを読みあさり、書名のメモをとりました。
図書館のカードもひっぱりだし、借りれる本から借りていきました。
借りた本を眺めてみると、今までの自分なら、選ばなかった本ばかりでした。
でもその本たちは岩田さんが読まれて「おもしろかった」とおすすめされた本ばかり。
安心して手に取ることができました。
その中には、今も心の支えになっている本がたくさんあります。
図書館で借りて読み終えたあとも、何度も何度も読み返したくなって、結局書店で購入した本も何冊かあります。
あのとき、「プロフェッショナル」という番組を見ることができたから、「いわた書店」さんを知ることができました。
間接的にですが、たくさんの本を私に教えてくださった店主の岩田徹さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
2019年の「一万円選書」にはエントリーすることができました。
まだ抽選には当たっていませんが、毎月抽選を楽しみにしています。
(2019年5月更新:なんと、一万円選書に当選することができました!)
【「いわた書店」さんの通信販売】
文庫本カバー、革しおり、珈琲、プロフェッショナルDVDを通信販売されています。
いわた書店さんの通信販売から申し込むと、プロフェッショナルDVDは“いわた書店オリジナル特典(お名前入り、岩田徹直筆ミニサイン色紙)付き”だそうです。
詳しくは、「いわた書店 通信販売」HPをご覧ください。