【冬の電気代】オール電化の一軒家、2022年1月のリアル電気代レポート
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- 【はじめに】
- 【2022年1月、未曾有の電気に涙】
- 【その1 深夜帯機器割引の終了】
- 【その2 燃料費調整単価が去年よりアップ】
- 【その3 再エネ発電賦課金単価もアップ】
- 【その4 昼間の電気使用量が増えたことによる支払い額アップ】
- 【光熱費が上がると人は病む】
【はじめに】
この記事は、「電気代上がったの、うちだけじゃなかった!!」という心の支えを提供したいとい一心で書いたリアル電気代レポートです。
わが家の電気代が上がってしまった要因を4つ挙げてはおりますが、電気代をいかに下げるかという有効な解決策には、全然たどりついておりませんので、どうかご了承ください。
【2022年1月、未曾有の電気に涙】
みなさんのお家の1月の電気代は、いくらでしたか??
電気代があがるとニュースでよく聞いていましたが、正直「1000円くらいかな」と、はんの根拠もなくタカをくくっていたら、とんでもないことになりました。
・一軒家
・家族4人暮らしーわたし、夫、中1息子、小3娘
・地方都市在住
こんな感じのわが家ですが、1月の電気代はというと・・・
よんまんにせんごひゃくろくじゅうはち円でした。
42,568円て・・・汗
ちなみに去年の同月はというと、
でした。
確かに電気使用量は
2021年 1605kwh
2022年 1744kwh
であり、
昨年よりも増えてはいるのですが、それだけでこんなにも電気代があがるもの…??
いろいろ調べてみると、わが家の場合はこの値上がりに4つの要因が絡んでいることがわかりました。
【その1 深夜帯機器割引の終了】
わが家の電気プランは昼間は電気単価が高いかわりに深夜帯は電気単価が大幅に低いプランです。
このプランは契約当初から2021年3月まで「深夜帯機器割引」があり、基本料に加えて約3000円程度の割引も適用されていました。
しかしこの割引が「深夜機器が普及してきため」という一方的な理由で、2021年3月をもって終了してしまいました。
そのため割引終了翌月から、普段どおりの使用量でも電気代が高くなってしまいました。
【その2 燃料費調整単価が去年よりアップ】
みなさんは「燃料費調整額」を見たことがありますか。
わたしは今月ほど、その欄をマジマジと見たことはありませんでした。
「燃料費調整額」とはざっくり言うと、発電にかかる燃料費のコスト費です。
なのでこの価格は一律ではなく、時期によって変動します。
そして普段はあまり気にしていないと思いますが、この燃料費調整額は、電気利用者が負担しています。
ちなみに2021年1月の燃料費調整単価はマイナスでした。
燃料費調整単価✕その月の電力使用量で出た額がその月の電気代に反映されるのですが、燃料費調整単価がマイナスということはその分、電気代が割り引かれるということです。
表をみてもらうとわかるように、2021年1月nの燃料費調整単価はー3円05銭。
-3円05銭×1か月の電気使用量1605kwh=−4895円
ということで、なんと4895円もの大きな額が、電気代から引かれていたのです。
しかし2022年1月の燃料費調整単価は0円82銭とプラス単価に。
「なーんだ、83銭か!」とあなどるなかれ。
計算してみると
0円82銭×1か月の電気使用量1744kwh=1430円
なんと1430円ものプラスになってしまったのです!
2021年が値引きになっていたことを思えば、1430円といえど支払いが増えてしまったのは、家計にとっては大打撃でした。
【その3 再エネ発電賦課金単価もアップ】
「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度※」によって電力会社等が買取りに要した費用を、電気のご使用量に応じて、電気料金の一部として、電気をご使用になるお客さまにご負担いただくものです。
関西電力ホームページより
太陽光パネルなどがある家庭は、電力が余ってしまう事があります。
そうするとその電力を電力会社に売る(売電)わけですが、その電力を買い取るための費用を電気を使用する家庭にに負担してもらう、ということですね。
ちなみにわが家には太陽光パネルの設置はなく売電もできないので、ひたすらこの再エネ発電賦課金を払い続けている家庭です。
問題はその単価の変動です。
2021年1月
つまり2円98銭× 1605kwh=再エネ発電賦課金4783円支払い、でした。
2022年1月
つまり3円36銭×1744kwh=再エネ発電賦課金5859円支払い
単価だけみれば2円→3円と少額に思えますが、たった1円の上昇がどれだけ大きいかがよくわかりますね・・・涙
【その4 昼間の電気使用量が増えたことによる支払い額アップ】
さらにわが家は夜間の電力単価は極端に安いのですが、昼間の電力使用量が高いプランに入っています。
それも、昼間の電気使用量が200kwhを超えると、単価が32円→37円へ大幅アップしてしまいます。
2021年 1605kwh
2022年 1744kwh
その差139kwhすべてが昼間使用した電力とすると、139kwh✕37円=5143円も支払額がアップしてしまうのですね・・・
これを回避するには昼間の電力量をおさえるしかないのですが、絶賛冬休み中であり、しかもコロナ禍でほとんど在宅していたわが家には、とても難しい課題でした。。。
【光熱費が上がると人は病む】
ちなみにエアコンはリビングで1台のみ稼働させており、設定温度17℃です。
リビングはこたつ併用し、めちゃくちゃ着こんでいます。
その他にゲーム部屋では600wのミニヒーター、脱衣所では電気ストーブ1台使用しています。
けして暖房器具をバンバン使っているわけではない・・・と思っていますが、それでも電気代はべらぼうに上がりました。
しかし、光熱費が上がると人はいろんなことが不安になり、暮らしや未来が見通せなくなって心が病んでいくものなのですね・・・
光熱費は、いわば人が安定して生きていくための基礎を担うもの。
その費用が上がるということは、まわりまわって暮らしがしんどくなるわけで。。。
ただ生きるだけで人は、こんなにもがんばらなくてはならないのだ・・・と、愕然としました。
ここまで読んできた方、何の解決にもなっていなくて、本当にすいません。
でも、まわりに電気代のことをリアルに話せない方々が
「電気代上がったの、うちだけじゃなかった、仲間がいた…」
と、心が少しでも軽くなれたらと思い、書いてみました。
「こゆきうさぎ(※このブログの著者)ん家も、めっちゃ電気代あがったてよ!」という風に、ご活用いただければありがたいです。