148センチの日常

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【うつ回復期と私3】週末の変化からみえた、ストレスへの自分ものさし

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【うつ回復期、夫不在の週末からみえたもの】

こんにちは、

こゆきうさぎです。

 

うつも回復期となり、

はや数ヶ月。

 

はじめはまだ、

月に、2~3回は

たまに抗不安薬も飲んでいましたが、

 

ここ2~3カ月は

抗不安薬は飲まずに

過ごせています。

 

しかし今週末は

ちょっとピンチでした。

 

というのも、

夫が仕事の関係で

4日間昼夜不在だったからです。

 

もちろん連絡は取れるものの、

家でなにかあっても

リアルな助けは得られません。

 

最近はわたしも

具合が良かったので、

あまりそのことについて

深くかんがえていませんでした。

 

【家事負担が7から10に増える】

結論からいえば、

子どもも家にも

いのちに関わるような危機は

ありませんでした。

 

しかし、

「夫がいない」ということで

ちょっとした変化は起こります。

 

わが家では

夫が最後に風呂に入るため、

  • 洗濯物を干す
  • 風呂掃除
  • 夫が使った分の食器洗い

は、夫にお願いしていました。

 

しかし夫が不在ということになると、

それは全部わたしの仕事になります。

 

「えー、そんくらい増えたって、

楽ショーでしょ?!」

と、思われるかもしれません。

 

しかし

こんな小さな家事仕事

一時的に増えたことですら、

 

うつ回復期のわたしにとっては

気持ち的にも

身体的にも、

大きな負担なのです。

 

【「全部わたしが何とかしなきゃ」と、自分で自分を追いつめる】

夫がいるときは、

「なにかあっても、

夫と分担してやっていけばいい」

という気持ちに支えられていました。

 

だから、

育児や家事に手を抜くことも

できたのです。

 

わたしがウッカリ家事を忘れても

夫がフォローしてくれるし、

 

夫がウッカリ家事を忘れても、

私があとでやればいい。

 

なにか困ったことがおきても、

夫が帰ってきたら

相談してみればいい。

 

そういう軽いきもちを

持つことができていました。

 

 

しかし今回の週末は

それができません。

 

家事も100%私

育児も100%私

 

「なにかあったら、とにかく、

私が全部全部ひとりで

なんとかしなきゃ!

 

という気持ちに

ガラッと

かわってしまったのです。

 

もちろん、

普段からそういうご家庭も

たくさんあると思います。

 

たかが週末、

家事も育児も100%私になったぐらいで

なに言ってんだよ、こゆきうさぎ!

 

と、

思われるかもしれません。

 

ごめんなさい。

 

そうやって、

日々がんばっている方がおられるのも

承知しています。

 

けれどわたしは

気持ち的にも

仕事的にも

 

「適度に手を抜く」ことが

とってもヘタクソな人間です。

 

だから

「信頼している人がいない」という

そのことだけで、 

 

しょいこむ責任感

何倍にも増やしてしまうのです。

 

【気持ちに余裕がなくなると、なにが起こるか】

気持ちの変化

身体の変化にもつながります。

 

わたしに起こった変化はまず、

「眠りが浅くなる」

という睡眠の変化でした。

 

わたしは毎日、

睡眠薬を飲んで

やすんでいます。

 

ですが、

先月からはその量を

かなり減らしても眠れていました。

 

しかし今週末は

その量では夜中に何度か

目が覚めてしまったのです。

 

そうすると、

少しずつ身体に疲れがたまっていきます。

 

さらには

普段は夫にお願いしている家事

わたしの仕事になってきます。

 

それを自分の時間に組みこむと、

ふだんの時間のながれが

変わってしまい、

生活リズムも乱れます。

 

そんな、こまかな変化が

眠りに影響をおよぼしてくるのです。

 

【感情を感じる力がうすくなる】

感情を感じる力

弱くなりました。

 

うつ症状が強かったときにのような

抑えられないイライラはありません。

 

涙もでないし、

テレビはついていても大丈夫だし、

歯がガチガチなることもありません。

 

むしろ心のなかは平坦で、

喜怒哀楽がうすいのです。

 

ふだんなら

笑っているようなことが起こっても、

感情が動きません。

 

心のなかには不安だけが、

うすく、広がっていました。

 

夜中にどうしようもなくなって、

Twitterでつぶやいたりもしました。

(いいねくださった方、本当にありがとうございました!)

 

【自分のものさしで、ひとがストレス変化に耐えれる範囲をはからない】

なにが言いたいかというと、

どれくらいの変化に耐えられるか

その許容範囲は

人それぞれだということです。

 

今回のわたしが感じた変化は

他の人からみれば

 

「たかが週末、夫がいなくて?

家事がちょっと増えて?

それくらいで、

なに泣きごと言ってんだよ」

 

と言うひともいるでしょう。

 

けれども結局は

どれくらいの変化に耐えれるかは、

本当に人それです。

 

自分が10のストレス(変化)に耐えられるからといって、

他の人も10ストレスに耐えれるだろ、

と考えるのはやめた方がいいです。

 

うつの人も、

そうでない方も、

お互いに、です。

 

人のものさしには

ふりまわされないこと。

 

それが大事です。

 

【自分だけのストレスものさしは、しっかり持つ】

ただし、

まだ自分だけのものさしを

持っていない、わからない、

という方は

 

これからは

自分だけのものさしをもつよう

ちょっとだけ意識して過ごすことを

おすすめします。

 

そのものさしがあれば、

自分がどれくらいの変化に耐えられるか、

どれくらいで心と身体を休ませた方がいいか、

わかります。

 

そもそも生きている以上、

変化しないで生きていくことは

できません。

 

だから

やみくもに変化を怖がるのではなく、

少しずつ、

変化に自分を慣らしていくことが

大事になってくるのです。

 

そして

心と身体がつかれたときに

どんな休みかたをすれば

力がたまるのかも、

知っておくことです。

 

私は眠剤を増やして、

早寝遅起きしました。

 

お気に入りの

ホットゆずかりんを飲んだり、

本を読んだり、、

気持ちをノートに書いたりしました。

 

ラジオ体操しつつ

録画したドラマをみたり、

とにかく

好きなことをしました。

 

そういう方法が

自分のなかにあると

焦らずゆっくりすごせます。

 

以上、

こんなことを考えながら過ごした

こゆきうさぎの週末でした。

 

ではまた。