148センチの日常

ちょっとラクに日々生きる!うつになったから思うこと、大好きな本や暮らしの出来事をつづるブログ

【うつになる前に&うつをラクにするおすすめ本の紹介6】「ゲイだけど質問ある?」/鈴掛真 著(2018)

もくじ

 

【友人と会った時の話】

先日、何年かぶりに友人に会いました。

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友人自身も異動してから何年か経つそうですが、職場の仕事内容があわないと感じており、人間関係にも悩んでいました。

 

友人の旦那さんは、仕事の関係の勉学のために短期出張が多い状況。

 

子どもも小学生・保育園児と小さく、友人は働きながらほぼ一人で家事育児をこなしています。

 

旦那には旦那の人生があるし、私には私の人生があるからさ。

旦那が勉強したいって言っていて、その機会が巡ってきたのに、

それを私がとめるのもなあと思ってね」

 

「でも仕事もつらくてさ、楽しくないんだよね」

 

「こどもも小さいし、お金もいるし、旦那も私が仕事辞めるのは反対していてね。もうちょっとがんばろうかなと思ってはいるんだけど」

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旦那さんこどものことを優先するあまり、

自分が本当はつらいと思っているのに必死に耐えて我慢している

そんな友人の姿を見ました。

 

【求められるイメージにこたえすぎていると、自分を見失う】

思えば私も今まで、「役割」のなかに自分を当てはめようとしてきました。

 

看護師としてバリバリ働く。

母親として恥ずかしくないよう生きる。

 

その枠からはみ出さないように自分を演じ、

常に「他人の目から見た自分」を気にして生きてきました。

 

「真面目に」「いい子に」見えるように生きてきすぎて、

結局は本来の自分を閉じ込めていたわけです。

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求められるイメージにこたえすぎていると、自分を見失います。

 

やっぱりイメージ通りなんだね、とまわりの人も思い込んでしまうことで、

固定観念が生まれ、

その役割を演じることを、暗黙のうちに要求され続けます。

 

そのうち、演じていた自分が本当の自分のような気がしてきて、

その役割のまま生きていくよう、自己暗示をかけてしまうのです。

 

【イメージに自分をあてはめなくていい。大事なのは自分らしく生きること】

友人に会う数日前。

「ゲイだけど質問ある?」を読みました。

 

 歌人である鈴掛真さんが、ゲイについての疑問を自らの経験を踏まえながら質問に答えてくれている本です。

各質問の終わりには、鈴掛さんによる素敵な短歌が載っています。

 

その中に、こんな一文がありました。

大切なのは、「ゲイっぽい」「ゲイっぽくない」そんなイメージに左右されず、自分らしく生きていくことなんじゃないかな。

(「ゲイだけど質問ある?」より引用)

 

ゲイとはこういうもの、というイメージにあてはめるのではなくその人自身をみることの大切さを教えてくれる一文です。

 

そしてこれは、「」の中に色々な固定観念をあてはめることができます。

 

「看護師っぽい」「看護師っぽくない」

「母親っぽい」「母親っぽくない」

「真面目っぽい」「真面目っぽくない」

 

そんな二択のイメージに自分をあてはめなくてもいい

 

人は誰でも、自分の人生を生きていいんだ。

私もそうだし、あなたもそうなんだよ。

 

この本からそう言われた気がして、気持ちがラクになりました。

 

【自分の人生は自分のもの】

「旦那には旦那の人生があるし、

私には私の人生がある」

と友人は言いました。

 

でもそのときの友人の姿は

「旦那の人生のために、自分はつらくても我慢する」

ようにしか見えませんでした。

 

旦那さんが旦那さんの人生を生きているなら。

友人にも、友人の人生を生きてほしいと思いました。

 

私は友人に

自分を閉じ込めすぎないでほしい

どうせ大変な思いをするなら、「大変で苦しい」より

「大変だけど楽しい」自分らしい人生を送ろうよ、と伝えました。

 

ちゃんと伝わったかはわかりませんが、

友人の人生が少しでも良い方向に向かってくれれば、と思います。

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