148センチの日常

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【家計を守る】カギは「自分を自分で満たす」こと!家計見直しは自分見直しだった

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【お金が貯まらないのはなぜ?】

こんにちは、

こゆきうさぎです。

 

「節約しているはずなのに、

お金が貯まらない・・・」

 

そう感じたことはありませんか?

私もそうでした。

 

そんな時に目にとまった本がこちらでした。

えっ、中流以上でも家計破綻するの!?

とタイトルに衝撃を受け、読んでみることにしました。

 

 

【とりあえず、お金があるから買うことの怖さ】

「隠れ貧困」の事例で登場するのは40代のサラリーマン、

つまり団塊ジュニア世代です。

 

その妻の若かりし頃はちょうどバブル時代でした。



若いころは自宅に住み、

給料はすべておこづかい生活をしていたは、

結婚してからもその価値観から抜け出せません。

 

とりあえず、今、お金があるから、それで買い物をしたい。

 

(「隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計 (朝日新書) [ 荻原博子 ]」より引用)

 

生活レベルを落とすことができず、

夫の給料でやりくりできなくなった妻は、

実母へ相談します。

 

実母は金銭援助をし続けますが、

ついに資金は底をつきます。

 

ショックを受けた妻はパニックを起こし、

通院が必要な状態になってしまいました。

 

続きはぜひ「隠れ貧困」を読んでいただきたいのですが、

私はこの事例を読んだ時、背中がぞくりとしました。

 

とりあえず、お金があるからモノを買うということは、

モノで心の穴を埋めようとしている」状態です。

 

そして実母も娘に金銭援助をすることで、娘の

「モノをどんどん買うことは良いこと」という価値観を強化

しています。

 

吟味を重ね、本当に欲しいものを買ったなら

「嬉しさ」で心は満たされるかもしれません。

 

しかし「とりあえず」の買い物が

心を満たすことはありません

 

モノや日々の出来事を大切に思うこと、

その喜び自分の心を満たすのです。

 

【価値観を変えるのは、容易ではない】

 事例の妻や実母が育ってきた時代は、

モノを持つ=豊か

だった時代です。

 

長い時間をかけて築かれたその価値観を壊すことは、

容易ではありません

 

私がもしこの妻のような環境で育ってきたら、

価値観を変えられたかどうか・・・

自信がありません。

 

【自分の心を満たすことは、モノへの依存を捨てること】

モノで自分を満たすのではなく、

自分で自分を満たしていけば、

モノをどんどん買うことはなくなります。

 

それは見栄をはる生活からの卒業であり、

お金に依存する関係を断ち切ることでもあります。

 

家計破綻の道から脱出できるだけでなく、

自分自身もしあわせになれる道です。

 

自分の価値観を変えることは、

とてもつらい作業です。

 

でもその価値観が自分やまわりに不幸にしてしまうなら、

自分が変わらなくてはならないと思います。

 

【つまずいたから気づけた大切なこと】

心を満たすことが大事なんだ、と私が気づけたのは

うつになったから」です。 

 

ただがむしゃらに頑張っているだけだったら、

きっと「自分で自分を満たすことの大切さ」には

気づけなかったでしょう。

 

 

ここでつまずいたのも、

この本を手にしたのも、

意味があったのです。

 

「隠れ貧困」という本ではさらに、

自分の心を満たすと「家計も守られる」

ことを教えてもらいました。

 

この本は厳しくも愛情のある言葉で

あなたを応援してくれる本です。

 

 

 

今日から一緒に

地に足つけて、

自分を見つめなおし、

暮らしていきませんか。

 

ではまた。

 

【今回紹介した本はこちら】