148センチの日常

ちょっとラクに日々生きる!うつになったから思うこと、大好きな本や暮らしの出来事をつづるブログ

【うつ症状と私9】自宅のなかの自然を、本能がさがしていた

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うつで休職した頃

私は毎日、

自宅の2階で過ごしました。

 

部屋の床だけでなく

廊下で寝ころんで

 

ただ横になって、

天井を見上げて

生きていました。

 

わが家の2階天井は、

壁紙を貼っておらず

 

むき出しの梁(はり)になっています。

 

つまり

天井や柱の「木」が

そのままなのです。

 

 

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なぜ2階で横になっていたのか?

 

いま思うのは、

 

自宅のなかで

自然とつながれる場所を

本能がさがしていたから

 

だと思います。

 

白い壁紙の天井は、

どこまでいっても

変化がありません。

 

でも

木目の天井には、

「表情」があります。

 

感情も

五感も鈍くなっていたので、

 

それを取り戻すきっかけを

天井の梁に

求めたのかもしれません。

 

やっぱり人間は

完全ケミカルな場所では

生きていけないのですね。

 

傷ついたとき、

弱ったとき、

 

そんなときには

自然の癒やしの力が

必要なのです。

 

を一輪、

いけるだけでも

空気がかわります

 

もし身近にうつの方がいて、

どうしてあげたらいいか

わからない・・・

 

そんなときは

そっと花を一輪、

飾ってみてください。

 

言葉はいりません。

どんな花でもかまいません。

 

気持ちをこめて

飾った花は、

 

自然と

本人の力になってくれます。


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