【日々の暮らしが世の中を変える】「半径148センチ内の日常」を大切に生きる。ブログタイトルの種をくれた本
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- 【はじめに】
- 【きっかけは雑誌の連載】
- 【自分の幸せとまわりの幸せ、そして社会はつながっている】
- 【でっかいことをしなくても、日常は自分の手で変えられる】
- 【ブログタイトルにこめた願い】
- 【今回紹介した本はこちら】
【はじめに】
先日のブログで紹介した本「大卒だって無職になる」に、
こんな文章が書かれていました。
大卒だって無職になる "はたらく"につまずく若者たち【電子書籍】[ 工藤 啓 ]
「自分の半径三メートルか、五メートルの世界を、みんなが大切にしたら、僕たちの前に横たわる社会問題は、少しはよくなるんじゃないか」
(「大卒だって無職になる」より引用)
なんだかこんな内容をどこかで読んだな・・・
と思い出したのは、
古市憲寿さんの本でした。
【きっかけは雑誌の連載】
古市憲寿さんの本を読むきっかけになったのは、
雑誌の連載でした。
VERY（ヴェリイ）の 定期購読 雑誌・電子書籍（デジタル版） 
現在は連載終了していますが、
当時「VERY」という雑誌に
「未来社会学」
という１ページ連載がありました。
その連載を執筆されていたのが
古市憲寿さんです。
社会をこんな角度からみると、こうなるのか！
という切り口のおもしろさで
読み終えたときにはその理論に納得してしまう、
そんな連載でした。
毎回この連載を楽しみに、雑誌を手に取っていた
と言っても
過言ではありません。
その連載をきっかけに
古市氏の著作も読むようになりました。
【自分の幸せとまわりの幸せ、そして社会はつながっている】
ブログタイトルの種をくれたのは、この本でした。
「静かな変革者」
彼らは、
大きなことを言わない代わりに、
粛々と身の回りの100人、1000人を
確実に幸せにしている。
(「 だから日本はズレている」より引用)
社会は急には変わらない。社会は少しずつしか変わらない。
(中略)
だからこそ、
僕たちはまず「今、ここ」にいる自分たち自身も
社会の一部だということを
思い出すべきだと思う。
まず「今、ここ」で暮らす自分や仲間を大切にすること。
自分たちが生きやすい環境を作ろうをすること。
それは結局
社会を良くすることになるのだ。
(「 だから日本はズレている」より引用)
選挙には毎回行っていましたが、
自分が社会とつながっている感覚なんて、
実はあまりもっていませんでした。
なぜなら
個人がいくら願ったとしても、
結局社会なんて変わらないでしょ
という
政治に対する諦めが
あったからです。
何かを変えるときは、
トップから変えた方が早いです。
確かに早いですが、
変化した内容が持続するかというと
そうでもありません。
またトップの考えで変わったものは、
良くも悪くもトップが変わればまた変化します。
でも
自分たちの足元から少しずつ変えていくことが
一番大事ということに
この本は気づかせてくれました。
それは地道で
とても時間はかかるけれど、
一番土台がしっかりしていて
確実に変わっていく方法です。
【でっかいことをしなくても、日常は自分の手で変えられる】
考えてみると、
私が今なんだか気になると思う人は、
「日々の暮らしから、まず良くしていこう」
と活動されている方が多いです。
それは
自分の暮らしを良く変えていくことが
社会を少しずつ良くすることにつながっていると
心の土台に刻みこまれたおかげです。
私が直接その活動を
お手伝しているわけではありませんが、
「発信されたもの」を目にし、
広げていくことで
間接的な応援をしていると
思っています。
でっかいことをしなくてもいい。
日常に目を向けて、
そこにある幸せを自覚して、
自分にできることを、少しずつやっていく。
そんな風に思えたから、
ブログを始めることができました。
【ブログタイトルにこめた願い】
ブログタイトルは
「148センチの日常」
にしました。
私の身長と同じ148センチメートルという、
まさに手の届く範囲にある日常の
「ちょっと良かったこと」や
「ラクになった出来事」を
大事にしようと思ったからです。
願わくば
ネットという道にのって、
私と同じような道を歩いている方が
幸せになりますように。
そんなことを思いながら、
日々、半径148センチ内にあるパソコンに
向かっています。
まだヨチヨチ歩き出したばかりですが、
ひとりでも読んでくださる方がいる間は、
ブログを書き続けたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
【今回紹介した本はこちら】
大卒だって無職になる "はたらく"につまずく若者たち【電子書籍】[ 工藤 啓 ]
VERY（ヴェリイ）の 定期購読 雑誌・電子書籍（デジタル版）
(2019年現在、古市氏の雑誌連載は終了しています)
