148センチの日常

ちょっとラクに日々生きる!うつになったから思うこと、大好きな本や暮らしの出来事をつづるブログ

【うつ回復期と私5】うつとは、自分を好きになるためにかかる病なのかもしれない。

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【どこかのカテゴリーに所属して安心したい人間の性】

こんばんは、

こゆきうさぎです。

 

あけましておめでとうございます。

 

みそか紅白歌合戦

見ていました。

 

紅白歌合戦

男が白組

女が紅組と決まっていますが、

 

どこかのカテゴリー

属さないと安心できないという

人間の無意識の不安

とてもよくあらわれているなあと

感じました。

 

相手との共通点があることは

とても嬉しいことですが、

 

うつ回復の道のりは逆に、

「自分」という唯一無二の

カテゴリーを作る道のりでも

あります。

 

男とか女とか

そういうカテゴリーを飛び越えて、

 

「自分」というカテゴリーを

自分で作り上げられたときこそが、

うつが治ったときです。

 

【うつになりたての頃は、自分がだいっきらいな状態】

そもそも、うつになりたての頃は

「自分なんてだいっきらい」な

状態です。

 

まわりに合わせて自分を折り曲げ、

もはや

「自分」と「他者」の境界線すら

わからないのです。

 

そんな自分のことを

好きでいられるはずがありません。

 

自分のことがきらいなまま

生きていくことは

とても難しいことです。

 

「自分のことをゆっくり見つめてさ、

自分を好きになっちゃおうよ」

 

言わば、うつ病

「自分のことを好きになるための病」

なのです。

 

うつ病は、自分のことを自分で好きと言えたときにはもう、治っている】

自分の好きなことはなにか、

大切にしているものはなにか、

やりたいことはなにか、

 

それらひとつひとつを

自分の中から

掘り起こしていきます。

 

自分のことが自分でわかるように

なったとき

つまり、

「自分のことが好き」になったとき

 

いつの間にかうつが

自分の中から消えていることに

気づくでしょう。

 

【どうやって自分を好きになるのか】

では、

どうやって自分を知れば

よいのでしょうか?

 

いちばんオススメなのは

本を読むこと、

そして自分の好きなものを集めて

マイノートを作り続けることです。

 

本を読むと

いろんなことが書いてあることに

気づきます。

 

だんだん、

読んでいるうちに

好きな本、気になる本や

ちょっとニガテな本があることに

気がつくでしょう。

 

それでいいのです。

 

だんだん、そうやって

自分の好きな本や

ニガテな本が増えていくにつれ、

 

自分が好きな考え方や物語が

たくさんたまっていくハズです。

 

そして

その好きな本や言葉を

マイノートに書いていくことで

自分が好きなものが

自分でわかるようになります。

 

だんだん

自分と他者との境界線が

しっかりとわかり、

 

「自分」というカテゴリーができ、

 

なにがあっても

自分は自分の感じ方を

大事にして生きていけばいいのだ、と

心から思えたとき、

 

心がラクになっている自分に

ふと気がつくでしょう。

 

そのときにはもう、

自分のなかからは

うつは消えています。

 

【わたしのうつは今】

わたしのうつも、

だいぶ姿がうすくなってきました。

 

眠れなくなったり

冷たい言葉を浴びすぎたときには

 

突然すとーんと

うつの穴に落ちてしまうことは

たまにありますが、

 

それでも

以前のわたしと比べると

その回数は劇的に減りました。

 

うつの穴に

片足落ちかけているときも

早く気づけるようになったので、

 

対処もはやくなり

うつの穴に落ちきる前に

穴をふさげるようになりました。

 

日々

本から自分の好きな言葉をあびて

ノートに書きとめつつ、

 

自分が感じたことを

感じるままに書き連ねることで

 

生きている自分を肯定でき、

応援できるように

なりました。

 

【自分、というカテゴリーで生きていく】

1年9カ月かかりましたが、

自分のなかに居る「好きな自分」に

ようやく手が届きつつあります。

 

2020年

もっともっと「自分」を見つけ、

 

男でも女でも主婦でも看護師でもなく、

「自分」

というカテゴリーで

生きていきます。

 

どうぞこれからも

よろしくお願いします。

 

ではまた。