148センチの日常

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【幸せに人生を歩むヒント】好きな人と「会話」する幸せ

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【幸せのヒントは本にあふれている】

以前

「幸せとは何か」

について記事を書きました。

 

↓詳しくはこちらをどうぞ

148cmnonitijyo.hateblo.jp

 

 実は先日読んだ

「はつ恋」にも、

また違った角度からみた

 

「幸せな人生のヒント」

 

隠されていました。

 

 

「はつ恋」は、

小説家のハナと

年下の幼なじみトキヲとの

恋愛のお話です。

 

40代後半~50代はじめくらいのハナ

40代半ばのトキヲの恋模様は、

 

ときに落ち着いたおとなの恋愛でもあり、

ときに激しい情熱の恋にもなり、

人生後半の恋を教えてくれます。

 

↓詳しくはこちらをどうぞ

148cmnonitijyo.hateblo.jp

 【「会話」から幸せは生まれる】

「今朝、庭に出て嬉しかったこと」

「ほい」

「絞りの朝顔が七つも咲いていた」

「へえ。たいしたもんやな」

 

「それから、茗荷(みょうが)が根もとからちょこちょこ出てた」

「お、ええなあ。冷奴やら素麺やら」

 

「あと、睡蓮鉢を覗いたら、メダカのちっちゃいのがいっぱい殖えてた」

「それ、この先どんだけ殖えんねん」

 

(「はつ恋」より引用)

 

ある朝の、

ハナとトキヲの会話です。

 

ハナが嬉しく思ったことを言い、

トキヲが相づちを打っているだけなのですが、

2人の間にある甘い恋の香りが、

この会話から

ただよってきませんか。

 

 

こんな風に

「話を受け止めてくれる」相手がいて、

たわいもない会話が続いていくこと。

 

ただそれだけなのに、

「幸せ」じます。

 

こんな会話を最近

「好きな人」と

した覚えはありますか。

 

 

時間がない朝、

ともすれば事務的な会話だけに

なりがちです。

 

「ゴミ捨てお願い!」

「今日は帰り10時だから」

「夕飯いらない」

「こどもの迎えは?」

 

こんな

必要事項伝達の

そっけない会話だけに

なっていませんか。

 

 

ハナとトキヲの会話は

「会話」を楽しんでいます。

 

話して相手の返事を楽しみ、

2人でいる幸せを感じている「会話」です。

 

この掛け合いのような会話から

「幸せ」は

生まれてくるのです。

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 【「何をしたか」ではなく「誰としたか」が大切】

お出かけデートや

豪華なプレゼント。

 

そこからだけでは

幸せは生まれません。

 

楽しさや嬉しさ、

幸せが生まれるのは

「何をしたか」ではなく、

「誰としたか」なのです。

 

以前

「好きな人といることは奇跡」

という記事を書きました。

↓詳しくはこちらをどうぞ

148cmnonitijyo.hateblo.jp

トキヲの仕事中、

ハナとトキヲは何か月も離れて暮らします。

 

だからこそ、

会えたときの喜びは大きく、

会話から相手の存在を感じられることが

2人にとっての

「最高の幸せ」

です。

 

 好きな人といられれば、

どんな場所でもいいのです。

 

好きな人が「心をこめて」選んでくれたものなら、

どんなものでも宝物なのです。

 

そして

好きな人とする相手を感じる会話は、

「最高の幸せ」です。

 

そんな2人の会話を

小説「はつ恋」で

味わってみませんか。

 

【今回紹介した本はこちら】

はつ恋 [ 村山 由佳 ]

 

幸せについて [ 谷川俊太郎 ]

 

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