148センチの日常

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【何もしないで過ごすのは悪いこと?】ほんとうの「ぼーっとする時間」過ごせているかチェックしてみよう

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「何もしないで過ごすのは悪いこと?」

「ぼーっとするのは悪いこと?」

「自然に過ごすのは悪いこと?」

 

答えは「ノー」です。

 

そこに「ワクワクする気持ち」があれば

流されてみる時間も、

ぼーっとする時間も、

大事な時間です。

【ぼーっとする時間は、自分のこころを味わう大切な時間】

先日、

「母の友 2019/3月号」で

「絵本を作る人22 山内彩子さん」のインタビュー記事が目に留まりました。


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山内さんは

多数の絵本で挿絵を手がけられている

画家です。

 

人の一日って、

作業の積み重ねなんですよね。

 

(中略)

人間って、

何もしないで

無為に過ごしていると、

どこか人間性を欠いてまう。

 

(「母の友2019年3月号」より引用)

 

インタビューを読んで、

無為の時間は

ほんとうに悪い時間の過ごし方なのか?

と、思いました。

 

そもそも「無為」とは

どんな意味なのでしょうか。

 

む‐い〔‐ヰ〕【無為】

何もしないでぶらぶらしていること


自然のままに任せて、手を加えないこと。作為のないこと。また、そのさま。ぶい。


3 仏語。人為的につくられたものでないもの。因果の関係を離れ、生滅変化しない永遠絶対の真実。真理。

 

(「デジタル大辞泉小学館より一部抜粋)

無為(むい)の意味 - goo国語辞書

 

 

人間て実は

何もしないことが苦手です。


何もしていないつもりでも、

はっと気づくと

何かしてしまっています。

 

「休みなんだから、家事しなきゃ」

「休みなんだから、出かけて遊ばなきゃ」

 

休みの日、なのに

こんな「なにかしなきゃ」という焦りで

いっぱいになっていませんか。

 

それは実は

無為の時間ではなく、

意識してなにかをしている時間です。

 

ほんとうの「無為の時間」とは

なにかをしなければという焦りがなく、

誰かに言われたことや

世間的にしたほうがいいことをする時間

ではありません。

 

ほんとうの「無為の時間」とは

ただ自分の本当にしたいことを

自然にやっている時間、

 

「自分のままでいる時間」

なのです。

 

だから、何もせずただ

ぼーっとしているだけにみえても、

「ぼーっとしたい」と自分が望んで

その時間をすごしているなら、

ほんとうの無為な時間です。

 

だって、

ぼーっとしていることで

心が落ち着くでしょう。

 

自分のいろいろな感情が

たくさんわいてきて、

 

いろいろなことを

心のなかで味わいながら

ぼーっとしているでしょう。

 

それは

言われたことをただやる時間や

なにかしなきゃと焦る時間より、

よっぽど大事で、

なくてはならない自分だけの時間です。

 

 

ほんとうの「無為の時間」とは

「自分の心が自然におもむくまま

過ごす時間」です。

 

けっして

人間味を欠く行為ではありません。

 

むしろ、

自分の心を取りもどす時間であり、

人生のなかでとても大切な時間

です。

 

だから安心して、

ぼーっとしてくださいね。

 

【休みなんだから何かしなきゃ、とあせる必要はまったくない】

休むことは

日頃の忙しさのなかで忘れていた

自分の心を取り戻す時間です。

 

だから、

休みなんだから何かしなきゃとか、

休みなんだから出かけなきゃとか、

無理に考えなくていい。

 

無理になにかしなくていいんです。

 

ただし、

言われたことを、

ただ言われたとおりに

なにも考えずにすることは

 

ほんとうの「無為の時間」では

ありません。

 

言われたことを

ただそのままするとき、

そこに「自分」はいないからです。

 

その作業をする意味を

自分のなかにまったく持たず、

ただやっている。

 

そこにワクワクはありません。

 

ほんとうの「無為の時間」ならば

ワクワクします。

 

時間を忘れるくらい

楽しい時間なのです。

 

私自身にとっても、

絵を描くことは、

自分に向き合う特別な時間で、

 

そんな風にして

自分を保っているところが

あると思います

 

(「母の友2019年3月号」より引用)

 

【ワクワクがそこにあるかわからないなら、思いきってやってみて、ワクワクするか確かめる】

 

ほんとうの「無為の時間」

作業しながら自分と向きあう時間です。

 

その作業をしている間、

心はワクワクしています。

 

もちろん、

作業しているうちに

だんだワクワクしてくることもあるので、

 

やったことがないけれど、

とりあえずイヤじゃないことなら、

 

思いきって飛び込んで

やってみることも

ありです。

 

やっているうちにワクワクしてきたら、

また1つ、

ワクワクする時間がふえるのですから

こんな嬉しいことはありません。

 

【まとめ】

長くなりましたので、

まとめてみます。

 

ほんとうの「無為の時間」

  • 自分の本当にしたいことを

    自然にやっている時間

  • 作業しながら自分と向き合う時間

  • 自分の心を取りもどす大事な時間
  • その時間をすごしているとワクワクする時間
  • ぼーっとすることで自分の感情を味わう時間

 

見せかけだけの無為の時間

  • 作業していてもワクワクしない
  • やらなきゃ、という焦りがある

 

ワクワクするかわからないことは、とりあえずやってみる

やったことがなく、

ワクワクするかわからないことは

とりあえず飛びこんでやってみましょう。

 

やってみてイヤならやめればいいし、

逆におもしろいと思えたならラッキー!

くらいの気持ちで大丈夫ですよ。

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