148センチの日常

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【うつ回復期と私11】「うつの自分」と「自分」が混ざり合って「わたし」になった

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こんにちは、

こゆきうさぎです。

 

「回復する」ということは、

前の状態とは違う形の生き方を

手に入れられるように

なることです。

 

病気を通り抜けることによって、

自分のライフスタイルが

変化し、

 

さらには

自分が変化するということです。

 

それが

「回復する」ということです。

 

(「心の病気ってなんだろう?」松本卓也・著より引用)

 

うつと診断されてから

約2年半になります。

 

抗うつ薬

いまだに維持量ですが、

わたしは元気です。

 

 f:id:koyukiusagi:20200910211845j:image

 

寝込むことも

身体が動かなくなることも

眠れず徹夜することもなくなり、

 

なにかに

責め立てられるような気持ちも

ほとんどなくなりました。

 

今までは

「うつのわたし」と「わたし」が

分離していた感覚でしたが

 

いつの間にか

「うつのわたし」と「わたし」の

境目は消え去り、

 

今在るのは

「わたし」という大きな枠です。

 

これは

「うつ」がわたしの中から

消えた、というわけではなく、

 

「うつのわたし」と「わたし」が

よく混ざり合い、

こねられて、

 

「わたし」という

1人の人間として

形づくられたような感覚です。

 

そこから見える景色は

とても穏やかです。

 

「回復する」ということは、

前の状態とは違う形の生き方を

手に入れられるように

なることです。

 

病気を通り抜けることによって、

自分のライフスタイルが

変化し、

 

さらには

自分が変化するということです。

 

それが

「回復する」ということです。

 

(「心の病気ってなんだろう?」松本卓也・著より引用)

 

もちろん、

イライラするときも

かなしいときも

しんどいときもあります。

 

でも昔とちがうのは

自分の感情をごまかさず

しんどいときには「しんどい」と

言えるようになったことです。

 

人がどう思うかよりも

自分がこれを好きだという気持ちを

大事にできるようになりました。

 

毎日のコーデをたのしんだり

空を眺めたり

感情がうごいた出来事を

書きとめたり、

 

そういうときに

「あ、わたし“生きてる”なあ」と

感じます。

 

 

いままでこのブログでは

うつの自分と向き合って

書いてきました。

 

でもこれからは

「うつと混ざりあった今の自分」

そのままを、

 

自分の好きなこと

興味のあることを

おもしろがりながら、

書いていきたいと思います。

 

よろしくお願いします。

 

ではまた。